補聴器価格(値段)について

Q 補聴器なぜ高いのですか?

A 補聴器には調整料が含まれています。

補聴器価格の内訳…補聴器価格=機械本体+購入後の調整料(フィッティング料)が含まれます。

あまり知られていませんが、補聴器は購入して直ぐに使える製品ではなく、複数回に分けて微調整を行います。調子が悪ければ微調整、調子が良くてもクリーニングや点検作業も行います。

例:補聴器価格15万円の場合、保証期間2年間で考えてみると…

補聴器本体10万円とすると+調整料5,000円☓10回=50,000円

このように”前払い”というカタチであらかじめ調整料が補聴器価格に含まれます。

Q 補聴器と集音器(簡易型補聴器)の違い

A  お客様ごとの個別の状況(聴力の状態、耳の形、困っている場面や程度)を確認した後に販売するのが補聴器。※ケースによっては販売しません。

相手の詳しい事情や個別事象を把握しないまま、”一般的な難聴の程度”と”一般的な耳のカタチ”を想定した機器を販売している製品が集音器。※場合によっては過剰な音が出てかえって耳を痛める可能性があることも以前報告されています。

⇒ 国民生活センターの報告はこちら

補聴器購入前には、あらかじめ耳鼻科を受診し【治療可能な難聴】か【治療が難しい難聴】=加齢性の難聴(老人性難聴)かを見極めて補聴器販売店を訪ねる必要があります。(直近90日以内の急激な耳の変化は特に要注意。補聴器よりも治療です!)

Q 安い補聴器はありますか?

A 既成耳あな型補聴器、耳掛け型補聴器、箱型(ポケット型)補聴器の一部には、お求めいただきやすい製品もございます。(40,000円前後~)

注意:これらの補聴器はあらかじめ販売店で調整できる機能そのものが限られています。騒音下や複数の中での会話などは難しいといっても過言ではありません。

以上の理由から、当店では廉価版の取り扱いはごく一部とさせて頂き、長く使用していただける=調整のできる補聴器のご使用をお勧めしております。取り扱い補聴器は10万円前後~のものからが多くなっております。

Q 安く買う方法はありますか?

ズバリ、3つの方法があります。

A1 聞こえにくさの程度によりましては、公的機関(役所)から一部補助金が出ます。

耳の聞こえについて、”身体障害者手帳の給付対象者”か否かを確認する必要があります。※詳しくはお住いの市区役所等の「福祉課」にてお尋ねください

A2 一つ前のモデルの補聴器シリーズの購入を考える

最新モデルが登場すると価格調整を行うメーカーが大半。初心者の場合、最新モデルにこだわらなければ十分に使用できる補聴器がお求めやすく購入できる機会があります。※初心者の場合は、機種そのものよりも両耳装用がオススメです。

A3 最新モデルの補聴器シリーズの中でも入門機種、中級機種が狙い目

既存の補聴器の改善を行ってゆくのが次世代モデル。デジタル補聴器の場合、最上位機種~入門機種まで心臓部分のICチップは共通。最上位モデルの機能を段々と機能制限してゆくと入門機種に近づきます。心臓部分=ICチップが最新モデルだと処理スピードもアップし、入門機種であっても以前の補聴器とは一歩も二歩も進んだ補聴器となっているといっても過言ではありません。

Q 市場平均価格

A 市場平均価格は片耳11万円~12万円

日本補聴器工業会2016年発表データより流通価格に換算)

当店の2017年上半期人気補聴器ランキング

こちらで発表しております。ご興味ある方はどうぞ。

Q 補聴器の試聴貸出・レンタルはありますか?

A あります。

2017年現在、補聴器の試聴貸出し(レンタル)がないまま販売されている補聴器販売店があるとするならば、業界トレンドから遅れていると言っても過言ではありません。補聴器の試聴貸出(レンタル)は今では業界のスタンダードルールとなっております。 

Q 試聴貸出(レンタル)時に注意すべき点は

●試聴貸出(レンタル)の目的と注意点

短期間の貸出で完璧を求めないこと。

(初期段階では、補聴器から出る音は必要な音量の80%で設定してあります)

貸出期間中に着目すべきは…補聴器そのものに違和感がどの程度あるか?周囲の音には慣れそうか?電池交換、装用のしやすさはどうか?など概略的にみるもの

●オーダーメイドの耳あな型補聴器は試聴(レンタル)出来ない

オーダーメイドの耳あな型補聴器は補聴器販売店が耳型を採取して、メーカーに耳型を送り、”補聴器のカタチ”を作成してもらわないと同じ様式では試聴できません。⇒RIC補聴器と呼ばれる小型耳掛け型補聴器をもってその代用とする方法が主です。⇒オーダースーツをお試しで作成できないのと同じ原理です

●購入前提レンタル=リースには注意が必要

最近では、”レンタル感覚”で”補聴器をリース”できるシステムを作成している補聴器販売店も登場しています。

当方からのアドバイスとしては、

その補聴器が本当にご自身に合ったものであれば良いのですが、価格に縛られてしまいかえって補聴器の選択肢が絞られてしまうことがマイナスに作用してないか?この点だけは要チェックです。

補聴器のメーカー

Q 日本で流通する補聴器メーカーは何社あるの?

A 12社あります。
リオネット(※日本)、シグニア補聴器(シーメンス補聴器)オーティコンフォナックGNリサウンド スターキーワイデックス、バーナフォン、ベルトーン、ユニトロン、パナソニク(※日本)、コルチトーン(※日本)
下線メーカーは自社でICチップ開発するメーカー

●当店取り扱いメーカーは?

シグニア補聴器、オーティコン、フォナック、ベルトーン、ユニトロン

世界を代表する補聴器メーカーの中から、ユーザー様の声を基に厳選した上記5社を主に取り扱っております。

補聴器購入の流れを教えてください

問診⇒聴力確認⇒言葉の聞き取りテスト⇒現状の説明と補聴器の限界説明⇒試聴⇒効果測定
貸出レンタル⇒7日~10日前後⇒使いこなせそうであればご購入決定。
効果が今一つの場合は再調整、迷いがある場合には機種を交換して貸出再チャレンジ
⇒もうやる気が出ないとなった場合には、今回は見送りという選択肢となります。

当店のシステムは?

当店では有料相談(90分5,000円)を設けており、気軽にご相談のみのご要望にもお答えしております。
貸出ご希望者には、貸出保証金システム(片耳10,000円両耳20,000円 ※補聴器ご返却時に保証金もお返し)
にて対応させていただきます。

補聴器の選び方について

店内試聴で気をつける点は?

騒音テスト、扱いやすさ、貸出、

支払い方法

現金、カード、カード会社による分割

返品について

オーダーメイドは可能

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