本日は、補聴器のネット広告についてお話しします。

検索サイトで【 補聴器 ●● 】で検索すると以下のような画面が出てくると思います。

補聴器のネット広告
<補聴器のネット広告例> 

上部と右部に広告が、そしてその下に本文記事の検索結果が。

この時、広告欄に「おや?」っと思う結果の時がしばしばありませんか?

有名サイトの告知、集音器や補聴器もどき製品が通販ネット広告で出ることはこれまでもありました。

ただ、同じ業界人としてただ、見過ごせない広告もあります。

それはズバリ、

「お客様自身の住んでいる地域と関係のない補聴器専門店の情報」が出ている場合。

原因としては、

1、広告表示対象エリアの設定ができておらず、全国的に提示する場合。

2、明らかに故意的に表示させ、割引率だけを前面に広告する場合

<個人的見解>

1の設定ミスはいたし方ないのですが、2の故意的に表示は、見過ごすことができません。

なぜか?

補聴器本体価格は安いけれど、肝心の、「そのあとのフォローは誰がするの?」ということに一番の疑問を感じるからです。

⇒ 最初からアフターフォローをする気もなく、購入者の地元の店へと案内する気配すら感じます。

補聴器の価格の内訳は、補聴器本体価格+調整料金=補聴器価格となっています。

前述の、故意的に掲示している販売店は、この調整を行わず販売するということになり、最低限の義務を果たしていないことになります。

お客様から見た場合のデメリットについても。

せっかく本体を安く購入しても、調整だけを依頼する販売店からは調整料金を請求される場合がありますので、要注意です。

結局のところ、定価以上に支払ったということにもなりかねませんので、この辺りのリスクを十分知っていただいて、ご決断いただいたらと思います。

本日は、補聴器専門店のネット広告についてご案内させていただきました。

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