Contents

【大阪の補聴器専門店/認定補聴器技能者が回答】補聴器初心者&補聴器使用中の方向け質問集その1

毎日のように当方に寄せる補聴器相談の数々。今回は最近寄せられた補聴器相談からピックアップしたものをQ&A方式にしてまとめてみました。

 

Q1:耳鳴りがひどい

A1:耳鳴りにつきましては、耳の内部に起因する問題のため、補聴器販売店の当方から直接的なご回答させて頂くことは出来ません。耳鳴りが四六時中気になって仕方ないといった場合は、補聴器を耳鳴り治療器として活用する耳鳴り治療を実施する病院がございます。

 
後は、難聴が起因する耳鳴りの場合もあり、低下している聴力を補聴器で補正することで外部の音が入ってきます。結果として気にならなくなる、ケースもございます。
(後者は通常の補聴器相談ですので当方でも、承れます。) 

Q2:bernafon 製品品番 (CT7 NR PS)を使用していましたが紛失しました。高価ですので少しでも廉価な製品を探しています。集音器では不具合でした。パイオニア製のデジタル耳掛け式を見たのですが一度試聴したいのですが・・・

A2:申し訳ございませんが、当店ではパイオニア製品はお取り扱いしておりません。同製品は、お客様ご自身による音量調整(ボリューム操作)のみの製品となりますので、補聴器専門店が取り扱う製品ではないというのが当方の見解です。バーナフォン社の補聴器をお使いであったということですので、今回ご興味を持たれている製品とはレベルが随分異なると認識します。選択基準として、音質調整が可能な補聴器をご検討される方が長期的に見て『使える補聴器』になるのではないか?と思います。

Q3:そちらで購入した物では無いがシーメンスの補聴器の調整をお願いしたい。可能でしょうか。

A3:他店購入分の調整も対応しております。(当店取扱のメーカー製品に限ります。)初回調整は5000円、2回目以降は各回3000円にて承っております。なお、完全予約制となりますため、調整ご希望の場合は可能なお日にちを2、3お知らせ頂けると助かります。

Q4:現在数個の補聴器を使っているが、いずれの補聴器も、声は聞こえるが、話の内容が分から無い。自分のしゃべる声が耳にこもりうまく会話が出来ない。と言った調子で真面にこれだ!と決め手になる補聴器が無い。現在保有しているなかで一番高価な耳穴式の補聴器(片耳15万円)は販売店で何度も調整しもらっているが、何かうわん!うわん!と音が籠って聞きづらいので全く使っていない。自分の声が籠らない補聴器が欲しい。

※イメージです。
A4:先ず確認ですが、補聴器は両耳で使用されていますか?それとも片耳で使用されていますか?この点で補聴器の効果も大きく変わってくるかと思います。両耳で使用されているという前提でお話をさせていただきます。

>声は聞こえるが、話の内容が分から無い

これには2つ原因が考えられます。
●1つは、補聴器からでる出力が、必要とされる目標値に到達していないこと。
【自分の声が響く】【周囲の音が気になる】といったご要望がお客様からあった場合は、出力よりも装用感を重視するため、結果、出力を下げざるを得なく、効果が出にくい場合があります。この他、装用効果測定とよばれる効果の確認法をお店で行わず、ひたすらお客様に言われるがまま、パソコン調整を行う場合もあり得ます。
●もう一つは、お客様ご自身の【言葉の聞き取り力が低下している】場合
補聴器は聞き取りにくい音や言葉を全てハッキリさせる、というものではありません。【お客様の現在の言葉の聞き取り力】を最大限に活用できるようにするものです。具体的には、お客様の聞き取り力が70%であった場合には、補聴器を使用されても30%の聞き間違いは残ります。もし補聴器を使用されないと、音が小さく聞き取り困難で 70%の聞き取り力自体も活用できません確認すべきは、補聴器を使用した際に、目標通りの言葉の聞き取り力が発揮できているか否か?を確認する必要性があります。
2個目のご質問
>自分のしゃべる声が耳にこもりうまく会話が出来ない。
耳穴式補聴器はその方の耳型にキッチリと合わせて作成するために、出力そのものは適正な出力を提供することができます。一方で、耳穴にキッチリと収まっているがゆえに、骨を通じて聞こえる自身の声が大きくなる、こもる、といったマイナス面も生じます。この他、食事の際の咀嚼音も。こういった問題を減少させるべく登場したのがRIC補聴器と呼ばれるものです。
参考記事はこちらです。
●RIC補聴器情報はこちら
●オーダーメイド耳穴型補聴器情報はこちら
ご自身の声が響き、こもって話しずらいといった場合には、RIC補聴器をご検討されてみてはいかがでしょうか?

Q5:自耳にピッタリの補聴器を探してます、相談に乗っていただけますか

耳穴型補聴器

A5:ご自身にあった補聴器をお探しとの事、承知致しました。ホームページでご覧になられたかも知れませんが、当方では補聴器有料相談を実施しております。(90分2000円。大阪上本町から徒歩5分の当店にて)ご使用中の補聴器との比較(効果測定)、複数メーカーの中からお勧め補聴器のご提案等も行っております。ご希望のお日にちを2,3お聞かせくださいませ。

Q6:電池式ではなく、充電式のものがありますか?

A6:充電式の補聴器は現在、2社から発売されています。いずれも小型耳かけ型補聴器(RIC)モデルのみ。

●シバントス(株) シーメンス補聴器
●フォナックジャパン(株)
下記、現在の充電式補聴器のメリット、デメリットをまとめますと
■メリット
電池交換が不要
■デメリット
金額面・・・現在出でている充電式は片耳30,40万クラスのみとなります。※電池式の同等クラスよりも8万~10万円高くなっています。手先が不自由なご年配の方には喜ばれますが、若い方はこうしたコスト面を考えると電池式を選ばれれる方がまだ多いのが実情です。     
稼働面・・・使用可能な充電は短時間でも行えますが、旅行、出張時に充電器が必須

Q7:右の耳だけ聞こえないのですがどんな補聴器がいいですか?それとも片方だけ聞こえるので集音器の方がいいのでしょうか。

A7:右耳の聞こえにくさの程度によりご提案する解決策は異なります。補聴器効果のある状況であれば勿論右耳に補聴器装用をお勧めします。もし、右耳に補聴器効果が見られない場合は、右耳にはマイクのみを装着し、左耳に補聴器を装着。(左耳は開放状態にして本来の左耳の聞こえの邪魔はしないようにします。)右からの音源を左耳で聞き取るクロス補聴器をご提案するケースもございます。

補聴器に携わる関係者が集音器を勧めることはあり得ません。使用する方の聞こえにくさの原因、使用する目的、聞こえにくさの程度など、わからないまま一方通行で販売する製品だからです。

Q8:祖父なのですが、右耳の神経がダメで右は何年も全く聞こえず、左も補聴器を付けても、ほぼ聞こえない状態です。それでも効果はありますか?

A8:補聴器の役割は、ご本人様の現状のお聞こえの力(=言葉を聴く力、言葉を理解する力)を最大限に引っ張り出すものです。つまり、神経、有毛細胞の働き(機能)そのものが補聴器の限界となります。言葉の理解力(明瞭度)などの数値情報がないため、文章だけでは判断が付きかねますが、補聴器だけでは厳しい状況であると言わざるをえません。現状では、音+口の動きを見るを合わせて併用することが不可欠ではないかと思います。

以下、当方(補聴器の専門店)の管轄外となります為、あくまでもご参考までに。

参考>
祖父様の年齢が不明ですが、手術および術後のフォローに耐えうる体力と
手術の対象聴力レベルであるか否か?
そして、「聞く」という意欲が大きくあられるようでしたら、
人工内耳という選択肢も一つではないかと思います。
※大きな病院ですとご紹介、説明があったかもしれませんが。
以上、回答させていただきます。
 今後も大阪の補聴器専門店/認定補聴器技能者在籍店【補聴器ご自宅.com】では皆様方にお役立ていただける情報発信を継続して参ります。