当方は、10年前、ご自宅出張訪問に特化した補聴器専門店として開業しました。

その名もズバリ【補聴器ご自宅.com】(笑)

その当時、ウチと対極にあったのが「認店補聴器専門店」でした。

補聴器の業界には、2つの資格があります。

認定補聴器技能者

知識、技術レベルが業界基準を満たしていると証明されるのが「認定補聴器技能者」

→ 人につく資格

認定補聴器専門店

基準となる「高価な設備」を常設し(=全て揃えると600万以上かかります…)

補聴器効果測定の適宜実施 (←これは当たり前)

一定基準を満たした顧客カルテ管理などの諸条件などを、第3者が判定するもの

→ 店につく資格

開業当初、

「個人のスキルさえあれば、店の資格なんて要らない」「お金があればとれる資格なんて、、、」

と頑なに、意地になって【認定店の資格は、取らずにやっていく】と決めて活動してきました(笑)

ところがある日、

フッと、自店の中を見渡してみたら。。。

「認定専門店」の認証に必須な設備が、10年の間に揃っていました。

確かに、私の回りにも「認定店資格は持ってても意味はない」と言う専門店の方もありましたし、現在もおられます。

それならば、「認定店の意味」を自ら、新たに見いだして行けば良いのでは?と思う様になり、昨年春に申請しました。

そして、迎えた本年2月7日。

認定を実施しているテクノエイド協会から「認定店 承認」の連絡を頂きました。

開業10年目にしての認定認証はめちゃくちゃ遅いかもしれません(笑)

ただ、これを機に「意味のある認定補聴器専門店」として、更に喜ばれるサービスを作り出して行きたいと思います。

最後になりますが、

この10年間、当方に関わって頂きましたお客様、メーカーの皆様、日頃よりサポートして頂いている皆様、全ての皆様に改めて御礼申し上げます。皆様がおられなかったら、今日、この日、この時間はありません。

初心を忘れず、全力で皆様によろこばれるサービスを提供して参ります。

引き続きご支援のほど、宜しくお願い致します。

【認定補聴器専門店】 The補聴器専門店中村 

代表 中村 雅仁

店内の様子