補聴器適齢期っていつなの?
「補聴器をするのはまだ(年齢的に)早いんじゃ?・・・」
日本の難聴者割合、高齢者が6割!?

日本の難聴者(自己申告)は11.3%です。その中で、65−74歳が18%、75歳以上が41%を占めます。つまり、日本の難聴者の中で、いわゆる高齢者の占める割合は約6割となります。
高齢になるほど、難聴のお悩みがある方が増えるのはデータが示している通りですね。
補聴器が必要と感じたのは70歳前後!
補聴器を所有している方が、補聴器を必要と感じたのは70歳(中央値)でした。歳の若い難聴の方も含むデータではありますが、「必要」と感じたのが、65−74歳と答えた方が25%、75歳以上の方も29%を占めました。

補聴器を使おうと考え始めた3つのきっかけは?
補聴器を使用するきっかけの上位3項目は、
1,聞こえが悪くなる
2,耳鼻科医師やかかりつけ医師からの推薦
3,価格
聞こえが悪くなる
まず、ご自身の「聞こえが悪い、聞こえに不自由している」という感覚=自覚があることが一番重要です。よく、本人の自覚がないのに、家族が無理に補聴器を使わせようとして失敗する事例がありますが、本人が自分の聞こえの困り感を自覚していなければ、補聴器の装用はかなり難しいものになります。耳鼻科医師やかかりつけ医師からの推薦
そして、「耳鼻科医師やかかりつけ医師からの推薦」は客観的な視点に基づいて出されたものですので、非常に強いきっかけになると思います。本人や家族の視点というのは、時にバイアスがかかりやすく、自分たちに都合の良いものになることが多いので、難聴を放置するというリスクにもつながりかねません。価格
まとめ「補聴器適齢期」をどう考える?
今までお伝えしてきた内容から検討すると、補聴器適齢期は以下の4つの要因が重要と考えられます。
- 年齢的要因
- 主観的要因
- 客観的要因
- 経済的要因
ある程度年齢を重ねれば、難聴になる確率は高まります。特に、70歳というのが一つの目安かもしれません。ただし、自分が聞こえで困っている自覚がなければ、補聴器の積極的使用は難しくなります。
自身の状態を客観的に把握し、補聴器が必要かどうかについては、耳鼻科医師などの専門家からきちんとしたアドバイスをもらうことも必要です。今の自分には補聴器は必要ない、と思っていても、補聴器の価格が気になるようになってきたのであれば、ご自身の深層心理では、きこえに困って補聴器を必要としている可能性があります。
この4つの要因すべてに当てはまる方は、「補聴器適齢期」を迎えているかもしれませんね。

hearing aid
統計データの詳細を知りたい方は、日本補聴器工業会のサイトへ
http://www.hochouki.com/files/JAPAN_Trak_2015_reportv3.pdf





