初めまして。The補聴器専門店中村、代表の中村雅仁です。

大手補聴器メーカー、シーメンス補聴器(ドイツ ※現シバントス)に12年勤務していた頃は、補聴器の機能、性能、他社比較など、補聴器本体のことばかりに頭を費やしていた気がします。

補聴器専門店として開業して8年目。

最初に“  補聴器ありき ”ではなく、聞こえにくさを感じる皆様が、今より少しでも質の高い生活 ”を過ごす為には、どうすれば良いか? を考えることが最初の一歩ではないかな、と思います。

当社代表中村雅仁が執筆した補聴器ガイド本。アマゾンランキング最高2位(2014年耳鼻部門)

自分に合った”聞こえ”と補聴器に出会う為には?

  • 「毎日進んで着けたくなる補聴器か?」
  • 「ご自身にとって操作しやすい補聴器なのか?」
  • 「誰が見ても適切な音量・音質設定されているのか?」

販売店からは、耳障りの良いことだけでなく、事前に必ず聞いておかなければならない大事なことがあります。

  • 補聴器での『限界』をあらかじめ説明されたか?
  • 「なぜ、こちらの補聴器をお勧めするのか?」『その理由』はあるか?
  • この補聴器でどれくらい『装用効果』が出ているのか?の『 明示 』はあるか?

補聴器価格には、購入後の「調整料」があらかじめ含まれている…

「補聴器価格には、ご購入後の調整料金があらかじめ、含まれるているから高価なのです…」

この事実はどの販売店もお伝えすることですが、

その「調整料」そのものがグレーな存在  といっても過言ではないと考えます。

理由は、販売店によって、担当者によって補聴器調整レベルがバラバラであるから。

最悪の場合、補聴器の良いところが全く発揮できていないケースもあります。

一般的な補聴器調整

  1. 聴力測定 
  2. 言葉の聞き取りテスト
  3. 結果を元にパソコンで補聴器を調整する。

※通常、「言葉の聞き取りテスト」は聞き取りやすい音量に設定したヘッドホンからの声を、聞こえたとおりに紙に書き取っていただきます。

本テストを肉声で行っていたり、実施しない店舗もいまだ存在します。補聴器のパソコン調整は当たり前ですが、その前にやるべき測定を行っていないと、お客様の訴えを理解できない悪循環を繰り返してしまいます。

最新の補聴器専門店では?

最新の補聴器販売店では、お客様側に向いたモニター画面を明示しながら、

  • ”今、どの段階にいるのか?”
  • ”ここからどの段階に変更していくのか?”

などモニターを使い、視覚で理解できる調整を進めていきます。

パソコンでの調整はもはや、”当たり前”ですがその調整過程をお客様にモニター明示をしていない店舗もあります。

(これでは、どこがどう変わったのか、分からない…)

未だにこんな調整を行う販売店も…(お客様談)

『調整してきますね』とお客様の補聴器を、お客様からは見えない店の奥にもっていき、

『調整してきました。これでどうですか?』とお返しする・・・

そんな前時代的な補聴器調整はもう、「時代遅れ」と言わざるを得ません。

専門店が特に注意している点は?

最も重要な点は、” 補聴器装着時 、お客様ごとの違いを考慮しているか、否か?”という点です。

 耳の構造補聴器参考用

具体的には耳の大きさや形状。

加えて、補聴器および耳栓が正しく鼓膜に正しく向いている事が大前提。(音向=おんこう)

補聴器、耳栓から鼓膜までの残り容積がどれくらいか?も大切な要素です。

これを確認するために、当店では音場(おんじょう)テストと呼ばれる測定方法を実施しております。※補聴器を実際に着けて

この測定がないと…

永遠と「どうですか?聞こえていますか?」「音を上げますね?」「音を下げますね?」を何度も何度も繰り返す羽目になります…

度重なる調整を減らすためには?

小さい音の聞こえ方チェックおよび日常会話レベルの大きさで行う「言葉の聞き取りテスト」が重要です。※いずれも補聴器を使用した状態で。

当店で行っている補聴器効果テスト

補聴器装用前、装用後を比較するには、いつもの聴力測定ではなく、小型スピーカーから出てくる音(ワ―ブルトーン)と呼ばれる検査音で実施します。この音は頭を動かしたり、壁に当たっても影響を受けにくい特殊な音です。各周波数ごとに、”どれだけ小さい音が聞こえているか”を確認。

聴力データを基にパソコン調整しているはずなのに、実際には想定している音が、耳に届いていないといったことが往々にしてあります。

その原因は、前述の通り、耳穴の違い、シェルと呼ばれる出来上がった耳栓の形状、補聴器の装着状態によるところが大きい。音響効果によるものもあります。※ベントと呼ばれる自分の声の響きを軽減空気穴、通気口が代表的。(低音部分が減少します)

装用テス中
補聴器のあるとき、ない時どれくらいの差があるか?(効果があるか?)を確認します。小さい音が少しでも聞こえたら挙手をお願いします
数値による効果測定・結果説明
テスト結果を数字で明示化。お客様に説明します。

耳鼻科の先生をはじめ、ご家族、ご友人、誰にお見せしても恥ずかしくない補聴器の調整結果となるべく、客観的な数値データをもって常にお客様にご説明しなければなりません。

調整後の説明数値
テスト結果が思わしくない周波数を増幅(大きく)します。お客様にもグラフで説明

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再度テストを行い、補聴器の装用効果が十分にでている状態になるまで微調整を重ねます

補聴器をつけた状態で行う会話音の聞き取りテスト

補聴器がカバーできる限界をチェック

言葉の認識力を確認します。

言葉の聞き取りテストでは、間違いやすい、よく似た言葉を20個選定した音声テープ(日本聴覚医学界作製67S語表)を使用します。

具体的には、お客様が最も聞こえやすい音量で「ア」「イ」などの単語の聞き取りテストを実施します。(書きとりテスト)

その結果がお客様の最良の聞き取りスコアとなります。

聞こえやすい音量に基づくテスト結果ですので、補聴器の効果有無の事前チェックといっても過言ではありません。

補聴器の初期段階は、

お客様自身が持っている言葉の聞き取り最良スコアに対して、補聴器使用時の結果が、前後10%以内の中に入っているかを中心に見ていきます。

最初から必要な音を完全に補正(=メガネでいう完全矯正)するものではありません。

少し弱めの状態からスタートします。最終的には、補聴器調整を重ねた結果、常に補聴器装用状態で最高スコアになるよう、目標設定を行います。(※2か月目以降をめどに、最良スコアを目指していきます。)

更に重要な騒音下での聞き取り

補聴器は静かな場面だけで聞き取り確認をしても意味がありません。日常生活には様々な生活音あり、その中での会話の聞き取りが求められる場面も多いのではないでしょうか?

当店で実施している騒々しい音の一例:

車の通り過ぎる音、クラクション、人ごみの中、電車の通過音、工事現場、紙をめくる音、など様々な環境で音をご試聴いただき、

周囲の音に対する許容量をあらかじめ確認します。

周囲の音に対する許容量が少ないと判断した場合には、ワンランクをあげた補聴器をご提案させていただく場合もあります。補聴器の力を借りて、周囲の音を抑制するため。

中度以上の難聴の方に必須のテストも実施

ヘッドホンを通じての聴力測定(-気導)だけでなく、耳の後ろにレシーバーを当てる骨導、どの大きさの音まで辛抱できるのかを見る不快値UCL測定を行う場合もございます。

聴力測定前あかるい

以上のような複数のテストを実施するため、当店では「完全予約制」とさせていただいております。

The補聴器専門店の補聴器購入までの流れ

  1. 【問診】 今、最も解決したい問題点、お悩みの確認

    ※完全予約制ですので、他人の目を気にせず、じっくりご相談いただけます。

  2. 補聴器調整のための聴力測定

    ※ご来店前に耳鼻科で受診され、治療で治癒する聞こえづらさであるか否かを確認後、聴力データをお持ちいただくことを推奨します。

  3. 補聴器効果の限界点を探る言葉の聞き取りテスト

    ※ご家族ご友人との同席をお勧めします。

  4. 複数メーカーの補聴器聴き比べ

    ※シグニア補聴器、オーティコン補聴器、GNリサウンド、フォナック、ベルトーン取り扱い

  5. 本当に効果があるのか?補聴器の効果測定

    ※どれくらい効果が出ているのかをモニターで表示、説明します。

  6. 今後の課題説明と問題解決に向けたアドバイスおよび補聴器の紹介

    ※ご希望者には補聴器の無料貸し出しを行います。

初回ご来場のお客様所要時間は90分、2回目以降調整のお客様は30分~60分を目安としてください。

tel:0643057904

The補聴器専門店中村が選ばれる7つの理由

<メディア掲載実績>

2017年8月7日(月)関西テレビ「報道ランナー」に取り上げていただきました。

毎日新聞社様、ラジオ大阪様、奈良新聞社様、テレビ大阪様、時宝光学新聞社様 ※順不同

毎日新聞 補聴器毎日新聞(奈良版)補聴器選び時宝光学新聞補聴器

お客様の「生の声」をご紹介

当店にご相談いただいたお客様5名の声をご紹介します。

※注 下記はあくまでも個人の感想であり、画一的な補聴器の効果効能をうたうものではありません。

補聴器はお客様が持つ言葉を聞き分ける機能(=弁別能と言います)によってその効果は左右され、個人差があります。

奈良県在住 山田さや様(仮名)30代女性 会社員 

以前の補聴器は調整をほとんどしていなかったので自分に合っていなかったのか、よく頭痛がありました。

中村さんのところで補聴器を購入してからは1、2ヶ月に1度生活に合わせた聞こえになるように、普段の様子をお話しながら調整をしてくださっているので、より快適に過ごせています。

大阪市在住 廣瀬シズコ様 

幸運にも中村雅仁さんに出会い、私の補聴器生活が始まりました。補聴器に対する細かい質問にも誠意をもって説明し、調整の都度、映像でわかりやすく解説。納得のいく説明があり次回までこれで安心と心穏やかに岐路につきます。

関係のない雑談もとても良い反応をくださるので、調子にのりしゃべり過ぎます。ごめんなさい。アットホームな雰囲気、大好きです。今後ともよろしくお願いいたします。

 大阪市在住 豊田 様75歳

お願いした理由は、メーカーから独立して店舗を構えておられる点とホームページの記事を拝見し、技術力・コミュニケーション力を養われているとお見受けしたからです。

初回相談が無料ではなく、有料であったことも、かえって信頼がおけました。初回相談の際に、聞こえのテストを繰り返し実施いただき、具体的なデータで聞こえを数値化してくださったことで、父親が納得感をもって自らの聞こえの客観的数値を理解できたことが大きかったです。

大阪市在住 木村 博宣 様72歳

いろんな音が入り「これが正常な生活音なんだ」と感じました。補聴器をしてからは定期的に出席する会合をはじめ、対人会話の内容を聞き間違いをせずに済むようになりました。

交通音(特に静かな車の往来)も前後よく聞こえるので事故防止につながっていると感じています。

大阪市在住 木村 恵子様 (仮名)・40代女性 会社員

 補聴器の本を出版されているとのことで、さっそく購入して読んでみました。

知らなかったことがたくさん書かれていて、「補聴器に関しては信頼できる!」と思いました。普段、髪をアップにすることも多いのですが、周囲の人に補聴器を気付かれたことはありません。今年は久々に”セミの声”を聞いて”夏”を過ごしています。

<補聴の有料相談 セカンドオピニオンコース>

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  • 補聴器の購入義務がないので、セカンドオピニオンとしての利用が可能
  • 個別相談ご予約のお客様に限り、オプションで補聴器無料貸し出しコースにご参加いただけます。(要 貸し出し保証金)
  • 補聴器ご購入のお客様には5,000円相当の特典あり  ※ 相談料が実質、無料となります

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大阪上本町(近鉄線)から徒歩5、6分。地下鉄谷町九丁目からは10分程度の立地です。

※上本町、谷町9丁目改札口を出て、地下11番出口を目指してください。

11番出口、左側階段を登り、そのまま上町筋を北に進んでください。目指すは、「上六新興産ビル」

こちらの6Fに当店はございます。(大阪市天王寺区上本町5丁目2-11上六新興産ビル6F)


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電話でのお問い合わせはこちらです。

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※注)連日、多くのお電話を頂いております。当方でご提供できないサービス、商品についても記載しております。お客様の大切なお時間を無駄にしないためにも、以下の記事【お電話の前に】もご確認くださいませ。

【お電話の前に】

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次に読んでいただきたい補聴器のイロハ

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