オーダーメイドの耳穴型補聴器はお客様専用の耳型を採取して作成するので落とす心配が少ない、と一般的に思われています。
ですが・・・
耳穴型補聴器でも紛失される事例はあります。例えば・・・マスクを活用される方。マスク脱着の際にテグスと呼ばれる取り出し用の紐が引っかかり、耳穴から抜け落ちる場合。同じように服を着替える際にテグスがひっかかかり事例。あとは慣れていない方が耳穴に完全に入りきっていない状態で外出される場合(運動や農作業される方はシッカリと耳穴型に収まっていないとリスクが伴います)など。
今回、ご相談いただいたお客様に提案したモデルがこちら。
二つの提案をしました。
先ずは落下防止ツール。こちらはDT&company社製のおしゃれなツールを使うこと。補聴器メーカーさんが作成した落下防止ツールは実用的で、デザイン性がないというのがこれまでの常識でした。同社はメガネのアクセサリー作製を主体に運営されている会社様ですのでお客様のニーズを的確につかまれている印象です。
2つ目は、最悪、落下した場合を考え、目立ちやすくするために赤いシェルと呼ばれる耳型をした補聴器を作成することにしました。もちろんこちあrは耳の中にすっぽりと納まるので周囲の方からは赤い補聴器はみえません。フェイスプレートと呼ばれる外の側だけ見えるだけです。こちらをお客様に提案したところ非常に喜ばれました。ちなみにこの補聴器、PR48と呼ばれる高度難聴向けの補聴器を小さく作成してもらっています。(フォナック社製バートVシリーズ)
本日は補聴器を紛失された方への買い替え時提案アドバイス事例としてご紹介させていただきました。