今回は、補聴器有料相談『補聴器のセカンドオピニオンサービス』についてのお問い合わせ、についてお話しします。
●先日、補聴器を検討中のお客様から電話で以下のようなご質問を頂戴しました。
「実は補聴器購入前の段階で、セカンドオピニオンコースを申し込むのはどうなのかな?と少し抵抗がありまして。」
「補聴器を購入せず、相談するだけに終わっても構いませんか?」
●それに対する私の回答
「もちろん結構ですよ。その為の有料相談コースですから。どの世界でもそうですが、”無料”にしてしまうと、どうしても”その先”を気にしてしまいますよね」
「補聴器相談自体を有料化することで、気兼ねなく相談していただくことを目的に設定したコースなんです。」
●更にご質問を頂戴しました。
1、コース内容について教えてください
「費用は90分で3,000円となります。現在の聞こえの確認と言葉の聞き取りテストを最初に行い、補聴器の試聴、補聴器を装用するとどこまで効果がでるか?補聴器のメリットと限界についても詳しくお話しします。」
2、補聴器を購入することは可能ですか?その場合はメーカー1社(シーメンス補聴器)だけでしょうか?
はい、販売もしています。
メーカーは複数取り扱っております。私の考えでは『メーカー1社だけでよい』とは思っておりません。
メーカーごとの音質、特徴、片側難聴者にメリットのある機種などもありますので。
●お客様の声
『病院から補聴器販売店を勧められたのですが、情報が少ないまま補聴器をすぐに購入する気になれず、ネットで調べてみたんです。そうしたらこういったサービスがあることを初めて知りました。また相談する際にはメールか電話させていただきます。ありがとうござました!』
以上がお電話でのやり取りでした。
●まとめ
補聴器の情報はまだまだ少ないのが現状です。インターネットによる情報収集の他、書籍での情報収集などもお勧めできる方法です。
※ネット情報の真偽は、『誰が語っているのか?』『書いている方の経歴は?』『顔出しで書いているか?』『お客様の事例紹介など具体的であるか?』以上の点を注視して内容を精査する必要性があります。
書籍は、広告色を一切排除したこちらがお勧めです。拙著『間違いだらけの補聴器選び』
こうした活字情報に加え、最終的にはやはり、リアルな情報収集、認定補聴器技能者による『店舗での相談』が最終形になるのでは?と考えます。
今回は、補聴器有料相談『補聴器のセカンドオピニオンサービス』についてのお問い合わせ、についてお話ししました。
セカンドオピニオンサービスについてはこちらのラジオ番組でも取り上げられました。