【補聴器・素朴な疑問シリーズ】
●補聴器が広まらない理由と、そのデメリットについて。
『補聴器がもっとメジャーになれば価格もお求めやすくなりますか?』
補聴器のご相談を受ける際、よく聞かれるご質問です。
ズバリ、答えは『 YES 』です。
補聴器の価格が高止まりしている理由の一つに、購入に至るお客様がまだまだ少ない事が挙げられます。
なぜ購入に至るお客様が少ないのか?
●以下、私が考える回答です。
先ずは、業界全体のPR不足。
これまでの業界の常識を世の中にダラダラとPRしていっても、早期の解決にはつながりません。
(補聴器をメディアやSNSでPRしてゆくためには新発想力をもった若い力必要です。)
また、
実際に補聴器を使用されている方の声をもっと世の中に広めてゆく方が早いのでは?という気がします。
そして、これも問題点の一つかなと思うのが下記の点。
業界が『こうあるべき』と考える供給体制について、『理想と現実のギャップが大きすぎる』ことが挙げられます。
規制緩和の時代に規制を引こうとする流れも垣間見られます。
(もともとマイナーな補聴器に足枷をつけることはデメリットこそあれ、メリットは???だと個人的に思います。)
補聴器各販売店が自覚をもって、適正な供給に努めるというのは当たり前のことです。(その為に認定補聴器技能者を増やしているわけですので。)
認定技能者在籍店ではもっと積極的に補聴器を世の中にPRしてゆくべきでは?と思います。(まだまだお硬い方が多すぎます・・・)
これからの時代、『これをやってはいけない』『こうあるべきだ・・・』等の議論よりも、世の中には補聴器を通じてこんなにハッピーな生活をおくっておられる方がある・・・補聴器が世の中で役立っている、前向きな一面をドンドンPRしてゆくべきだと思います。
良いイメージをもったお客様が増えれば、装用を考える方も増え、ニーズが高まれば価格も下がり、必要とされる方に手の届きやすい価格帯の補聴器も増えてくるのでは?と思います。
当店では、引き続き、業界の常識にとらわれず、ガンガン補聴器を世の中にPRして参ります。
しいてはそれがお客様のメリットにつながると感がるからです。
本日は、補聴器が広まらない理由と、そのデメリットについてお話ししました。