おはようございます。
昨日は嬉しいお電話をいただきました。
以前、人の紹介でお会いしたケアマネージャーさんから「利用者さんで、補聴器購入を検討したいと仰られる方があるので、一度訪問していただけませんか?」と。
有り難い事に、そのケアマネさんも、その場にご同席いただけるそうなのです。
今回のような高齢のご夫婦だけが住まわれる施設で、当人だけで面会するのは、長期的に見てお互いにデメリットが多い気がします。
効果の説明、装着の問題、扱いの問題(掃除、電池交換)、金額面のこと。最初にクリアーしないといけないお話が多いので、私がおススメするのはご家族もしくは友人、介護関係者(ケアマネ)さんの同席です。
当店自身も他人事ではなく、どうしても事情を理解してもらえなかったこともあります。
他店で購入された補聴器のご相談でした。音を確認すると、明らかにレシーバーと呼ばれる音の出口付近の異常。メーカーに送り修理する必要性があるとお伝えしたのですが、「これで元通りのきこえに戻るのね?」とお客様。やたら「元通り」という言葉を発せられる為、「故障前の補聴器の状態には戻ります。ただ、健康的だった時のきこえに戻るという意味ではありませんので。」と念押しして補足。結果、修理となりました。レシーバーの修理をして良く見られるのが、音が戻ってくる=よく出るようになるので、これまでよりも音量を下げる必要があります。そのときもご案内したのですが「修理したことでかえってピーピー鳴る」「修理代だけ取られて聞こえが戻っていない」などと、何度説明しても理解を得られない場合もありました。
※最終的には離れて暮らされるご家族様に事情を説明し、解決。
「そんなこと聞いていない」「こんなはずじゃなかった」「本当に役に立たない」こんなコメント出るようであれば、お互いに辛くしんどいですね。こうならない為にも、関係者の同席は必須です。
国民生活センターからも、「補聴器の日」を前に注意をだされていますね。こちらです。
良い聴こえを提供するには、まずは周囲のヘルプも必須です。なるべく補聴器販売店にはお一人では行かないで下さいね
本日は、補聴器の日を前に国民生活センターから。。。をお届けしました。