
補聴器の片耳使用が長いと、両耳にしたとき違和感は強いですか?
結論から言うと、最初は「うるさく感じる」方が多いです。
長年、片側だけで聞き取ることに慣れていると、
両耳で音が入った瞬間に
「音が増えた」「情報量が多い」
と感じやすくなります。
特に、ご高齢で長期間片耳使用を続けてきた方の中には、
新しい聞こえ方そのものに戸惑い、
適応が難しいケースも実際にあります。
一方で、
- 今まで聞こえにくかった反対側からの声が聞こえる
- 会話の方向が分かりやすくなった
といった変化を
「うれしい」「楽になった」と前向きに受け取れる方は、
順応性が高い傾向があります。
両耳化による違和感の強さには個人差があるため、
当店では
- 出力を段階的に上げる
- 生活環境に合わせた音作りを行う
など、無理のないペースで慣れていく調整を重視しています。
「うるさく感じる=失敗」ではありません。
手作り ラジオ連動企画
「補聴器ラジオ放送局」とは?
認定補聴器技能者中村とスタッフで自身が補聴器ユーザーでもあるカヨさんの掛け合いラジオです。
◼️週1回の配信を予定しています。
2026年1月現在
Q&A形式
Q1. 片耳の補聴器を失くしました。同じ機種をもう一度作ればいいですか?
A. 必ずしもおすすめできません。
過去に「こもり」「響き」「自分の声が不快」といった問題があった場合、
同じタイプを再購入しても根本的な解決にならない可能性があります。
Q2. 耳穴型補聴器でこもりやすいのはなぜですか?
A. 構造上、通気(ベント)の自由度が低いためです。
特に自声や咀嚼音は耳の中で反響しやすく、不快感の原因になります。
Q3. 片耳だけ耳かけ型に変えるのはアリですか?
A. 基本的には両耳でタイプを揃えることをおすすめします。
左右でタイプや世代が異なると、
音のバランスや適応に悪影響が出ることがあります。
Q4. マスクと耳かけ型補聴器の干渉が心配です
A. 装用方法の工夫で回避できるケースが多いです。
例として、
- マスクを首掛けにする
- ゴムを耳に直接かけないタイプを使う
など、運用面での対処が可能です。
Q5. 使用中の補聴器が販売終了しています。両耳化は無理ですか?
A. 無理ではありませんが、機種選定が重要です。
同じブランドで
- 価格を抑えたモデル
- 左右同一世代
を選ぶことで、安定した両耳化が可能です。
Q6. 片耳使用が長いと、両耳にしたとき違和感は強いですか?
A. 当初は「うるさく感じる」方が多いです。
長年、片側だけで聞くことに慣れてしまっているため、
両耳で音が入ると、最初は音量や情報量が増えたように感じます。
特に、ご高齢で長期間片耳使用を続けていた方の中には、
新しい聞こえ方への適応が難しいケースもあります。
一方で、
「今まで聞こえにくかった反対側からの音が聞こえるようになって嬉しい」
「会話の方向が分かりやすくなった」
と前向きに感じられる方は、順応性が高い傾向があります。
両耳化の違和感には個人差があるため、
段階的な調整や、生活環境に合わせた音作りを行いながら、
無理のないペースで慣れていくことが大切です。
Q7. 両耳化で違和感を減らす工夫はありますか?
A. 段階的な調整と環境別プログラムが有効です。
- 普段用
- 騒音下用
の2プログラムをアプリで切り替える運用が効果的です。
Q8. ユーザーが希望するに対応してもらえない場合もありますか?
A. はい、ございます。
効果が見込めない選択に固執される場合、
専門店として責任が持てないため、
受任を見送ることがあります。
Q9. 片耳補聴器の追加・両耳化で一番大切なことは?
A. 「過去の不満」と「5年後の使用」を見据えることです。
価格や見た目だけでなく、
- 装用歴
- 不快感の有無
- 製品寿命
を総合的に考える必要があります。
その方の装用歴や生活背景を踏まえた上で、
時間をかけて判断することが大切です。
補聴器再生コースとは
ラジオ本編にも登場する「補聴器再生コース」(他店補聴器調整)詳細はこちらです。





