補聴器の新製品ではなく、周辺機器のご紹介となります。

前回に引き続き、スイスの目メーカーフォナック社製品のご紹介。

既に発売されているFMシステム(ロジャー)についてご案内させていただきます。

フォナック社のFMシステムは他の補聴器メーカーも同社のシステムを採用するほど、優れた聴覚援助システムです。

※健聴者のヨットレースなど、競技中、騒がしい中、確実なコミュニケーションをとる手段としても、FMシステムが使われています。(このため、フォナック社がヨットレースのスポンサーになることも)

この関連機器は、我々補聴器販売店からみても、非常に魅力的な機器です。特に、老人ホームやデイサービス等でも重宝します。

(皆さんが補聴器を使用されているわけでないので、施設スタッフの方が声を張り上げる苦痛を、減少させることも可能です。)

※2013年10月には奈良新聞社主催のイベントに出展し同機種をPRしました。

奈良新聞社イベントに「 補聴器ご自宅.com 」出展
奈良新聞社主催イベントに出展

写真左に写るスピーカーがフォナック社ロジャーの線音源スピーカー

それでは、もう少し具体的にどういった場面、どういった方に喜ばれているのか?について解説します。

■想定される使用状況:話し手1人に対対して、聞き手、多人数。

■場所:学校、講演会会場、施設

■重宝される理由: 離れた距離での聞き取りは補聴器だけでは困難。

その1、距離が離れると周囲の騒音も必然的に増える
その2、反響を主な要因として、距離、向き(角度)などで、伝わる音そのものが安定しない。

※つまり、常に横でしゃっべっているかのような、理想的なシーンを作ります。

下記のセットを使用することで、問題解決を図ります。

<送信側> 話し手

●マイク(話し手が一人の場合)
フォナック社のロジャーマイク

フォナック ロジャーマイク

●サブマイク(話し手が複数の場合。先生と生徒、講演者と聴講者などの時に使用)

フォナック社のロジャーサブマイク
フォナックロジャーサブマイク

※優先度は、メインマイクを重視します。難聴者にとって同時に話されるのは苦手

<受信側> 聞き手

●補聴器+受信機

フォナックFM受信機

フォナックFM受信機ロジャー

 もしくは

●スピーカー

フォナックロジャー線音源スピーカー
フォナックロジャー線音源スピーカー

●全体のイメージ図

フォナックロジャーイメージ
フォナック社ロジャーイメージ図

■新製品 Roger(ロジャー)の特徴

・新チップから開発となり、利便性向上
・2.4GHZ帯デジタル信号を利用(従来のFMはアナログ)
・チャンネル混信がない
・騒音下での聞き取り向上
・送信、受信、純音スピーカーが手元で簡単操作可能

■価格
補聴器にプラスしての金額となるため、高価なものです。
詳しくは、当店、もしくはお近くの補聴器の専門店でお尋ね下さい。

■資料はこちらからダウンロードできます。

PhonakDSFCatalog

■メディアにも登場

このFMシステム、ロジャーを、当店がPRさせていただき、介護業界の専門紙に取り上げていただきました。

<シルバー産業新聞2013年12月号>

シルバー産業新聞フォナックロジャー
介護業界専門紙シルバー産業新聞も注目

補聴器を軸に、関連設備が整うと、より快適な生活空間が実現してゆきますね。 

本日は、補聴器関連機器としましてフォナック社のFMシステムロジャーをお届けしました。