補聴器専門家 中村雅仁とは

補聴器業界に入って25年、独立して14年。
これまでに1万件以上の補聴器相談に携わってきました。
この仕事に関わるきっかけは、祖父が使っていた補聴器です。
「聞こえているはずなのに会話が成り立たない」——
その姿を身近で見たことが、今の原点になっています。
経歴
業界に入る際、メーカーとの面談で
「補聴器は、まず何よりも調整が大切だ」
そう教えられました。
当時はその言葉に強く納得し、
調整を極めることが、この仕事の本質だと考えていました。
メーカー勤務時代は、一つのメーカーの補聴器しか扱えません。
だからこそ、その補聴器を使っていただく以上、
調整で何とか良くする——
その一点に全力を注ぎ、調整に苦労する経験も数多く積みました。
この「調整を尽くす姿勢」は、今も変わっていません。
※シーメンス補聴器(現:シバントス社)2000年~2012年在籍
実績
認定補聴器技能者として、
補聴器選びの考え方をまとめた書籍
『間違いだらけの補聴器選び』(2014年)を商業出版。
※『間違いだらけの補聴器選び』(コスモトゥーワン刊・2014年)
本書は、補聴器が「売れ筋」や「価格」で語られがちだった時代に、
選び方と調整の重要性を、現場の立場から整理した内容です。
現在は電子書籍として提供され、
全国の図書館にも所蔵されています。
独立後は、複数メーカーを比較できる立場となり、
時間をかけて調整していた方が、
別のメーカーを試した瞬間に
音の反応が大きく変わる場面を数多く経験してきました。
この経験から、
「調整」だけでなく「スタート地点の選び方」も含めて
判断する必要があると考えるようになりました。

メディア出演
これまでに、補聴器選びや聞こえに関する専門的な立場から、
以下のメディアで取材・出演・原稿協力を行ってきました。
関西テレビ
テレビ大阪
ラジオ関西
毎日新聞
奈良新聞
シルバー産業新聞
時宝光学新聞
また、情報発信の一環として
YouTubeにて補聴器に関する動画を継続的に公開しており、
投稿本数は800本以上となりました。
(補聴器選びの考え方、調整の考察、相談現場での事例解説など)
現在は、音声配信(ポッドキャスト)を通じて、
補聴器に関する誤解やランキング情報の注意点、
実際の相談現場で起きていることを
現場の視点から発信しています。

想いとミッション
専門的な内容を、できるだけ分かりやすく伝えるため、
通常業務の合間、吉本の裏方養成学校(当時の名称、YCC)に一年間通学し、企画やストーリーの組み立て方、相手に伝わる構成や表現方法について学びました。
「正しいことを言う」だけでなく、
「相手に理解してもらう」ことの大切さは、
今の相談や説明にも生かされています。
また、フルマラソン完走の経験から、
聞こえの改善も補聴器調整も、
一気に変えるのではなく、
無理のないペースで積み重ねることが大切だと実感しています。
補聴器は、
メーカーや型番ありきで選ぶものではありません。
その方にとって、
どの補聴器が、どの組み合わせが最も良いのか。
それを見極め、生活に合わせて整えていくこと。
それが、The補聴器専門店 中村としての基本姿勢です。




