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【初心者の為の補聴器Q&A】

調整後の説明

補聴器購入後の調整について御社ではどういった調整過程を踏みますか?

(大阪市天王寺区上本町補聴器相談室より回答)

補聴器初心者にとって最も心配な点は、購入した補聴器が使いこなせるのか?、果たして効果があるのか?このお店で購入しても大丈夫か?といった点ではないでしょうか?

補聴器に関する情報はまだまだ少なく、インターネットを調べても「正直、一体、何を信用してよいのかわからない」といったお客様の声も聞きます。

補聴器が高額な理由としては、補聴器代金には、補聴器本体に加えて「調整料」が含まれている点です。

まず、補聴器本体については、メーカーのカタログやホームページを調べて把握することができます。一方、調整を受け持つ販売店のレベルはいかほどか?補聴器初心者にとって、インターネットだけでは把握しにくい点だと思います。

こういった場合、どの分野についてもいえることですが、先ずは事実関係から抑えてゆくことが重要です。

ズバリ、補聴器販売店をチェックする順番は以下の通りです。※まず、必要な条件から列挙します

  • その販売店には認定補聴器技能者が在籍しているか?(必要最低限の知識レベルの有無)
  • その販売店の強みは何か?(例:メーカー直営、複数メーカーを取り扱い、メーカー出身者、業界歴からみた経験数)
  • 補聴器の効果測定を行っているか?(例:補聴器がある時、無い時でどれだけ小さい音が聞こえるようになったか?言葉の聞き取り結果が最高点に近い?)
  • 販売店の調整過程はどうなっているのか?(具体例:購入から何ヶ月後を目処に必要な音量を入れてゆくのか?お店で調整する他、自分でも調整する手段はあるか?リモコン活用など)
  • ホームページに上記のことが書かれているか?(具体的なお客様の声は書いているか?)

以上が販売店をチェックするポイントです。

では、当方(補聴器ご自宅.com)はどういった調整過程を踏んでいるか?

1、購入後、2ヶ月を目途に本来必要な音量を補聴器に設定します。 調整後の説明数値

補聴器効果測定を専用機で実施
補聴器効果測定を専用機で実施
装用テス中
補聴器があるとき、無い時、それぞれどれだけ小さい音が聞こえるかをチェックします
数値による効果測定・結果説明
補聴器を使用してどれだけ効果があったかを説明します。

2、ご自身でも調整できるように、積極的にリモコンの活用をご提案しています。

リモコン活用
リモコン活用

3、ただし、どうしても「個人差」があります。その場合には・・・

目標としていた2ヶ月が過ぎても、「自分の声が大きく響く」「周囲の音が気になる」そういった場合、リモコンをお持ちのお客様には、「慣れている音」「本来聞いてほしい音」を2つに分けて、使い分けをお願いします。※ご家族が同席される場合にはご家族にもご説明を行います。

つまり、「使っても気にならない音」と「効果のある音」はハッキリと違うということでもあります。この辺り、時間を掛けながらしっかりとご案内して参ります。

まとめ

補聴器は補聴器本体の性能だけでなく、客観的な指標をベースにした効果の測定を行う必要があります。「最低限必要なチェックポイントをクリアーしている販売店か否か?」を確認した後は、実際の現場で、効果測定を行っているか?自身が補聴器を試聴する時に実施されない場合には、「普段から測定していない」と考えざるを得ません。

繰り返しとなりますが、補聴器代金には「調整料」が含まれています。その調整が「いい加減」だと、最終的には「割高な補聴器」を購入してしまう(しかも効果も???)事につながります。補聴器の購入を検討してされている方は、本日のお話を少し頭に残して頂けると幸いです。

使用できる音量か否か生活音でも確認

補聴器販売店選びの補足参考動画です。