補聴器コラム
あなたに役立つ補聴器情報
― 困ったとき、迷ったときに、まず読んでほしい場所 ―
補聴器は、
「買えば終わり」の商品ではありません。
音がうるさい、聞こえにくい、ピーピー音がする、
最近つけるのがしんどくなった――。
こうしたお悩みの多くは、
補聴器の故障のみが原因ではありません。
ご自身の聴力変化やそれまでの調整過程・普段の使い方・使用環境の変化等も要因です。
この補聴器コラムは、
そんな よくある不安やトラブルを、落ち着いて整理し、正しく判断するための情報 をまとめた場所です。
<補聴器初心者向け> 補聴器購入を検討する前に、必ず確認してほしいこと
聞こえにくさを感じたとき、
すぐに補聴器を考えなくてよい場合があります。
特に、次のようなケースでは、
補聴器よりも医療的な確認が優先されます。
90日以内に、急に聞こえが低下した場合
- 最近になって急に聞こえにくくなった
- 片耳だけ聞こえが落ちた
- 耳鳴り・詰まった感じが強い
- めまいを伴うことがある
このような症状が過去90日以内にある場合は、
補聴器の相談より前に、耳鼻咽喉科の受診を強くおすすめします。
長年、耳鼻科を受診していない方へ
また、何年も耳鼻科を受診していない場合、
聞こえにくさの原因が、
- 治療で改善する可能性があるもの
- 補聴器では対応すべきでないもの
であることもあります。(慢性的な中耳炎や耳垢詰まり等)
そのため当店では、
補聴器相談医のいる耳鼻咽喉科での受診をお勧めしています。
補聴器を始めるタイミングはいつ?
補聴器は、
- 必要な治療が終わったあと
- 医師により、治療の対象ではないと判断されたあと
に検討するものです。
耳垢詰まりが解消しても、変わらず聞こえづらい状態続く場合等
治療や経過観察が必要な状態で補聴器を使っても、
かえって本来の聞こえの回復を妨げてしまうことがあります。
まずは医師の診断を受け、
補聴器が適している状態かどうかを確認することが大切です。
はじめて補聴器を検討される方へ
「そろそろ補聴器を考えた方がいいのかな…」
そう思い始めたとき、
何から始めればいいのか分からないという声を多く聞きます。
- 病院が先?販売店が先?
- いきなり買わないといけない?
- 高いものを勧められない?
このコラムでは、
初めての方が無理なく補聴器を検討するための流れも、分かりやすく整理しています。
初心者向け|補聴器購入までの基本的な流れ
補聴器は、次のようなステップで検討するのが一般的です。
① 聞こえの状態を知る
どんな場面で困っているかを整理します。
「テレビ」「会話」「電話」など、生活背景が大切です。
② 補聴器が必要かどうかを判断する
すぐに補聴器が必要でない場合もあります。
医師の診断や、聴力の安定性も重要です。
③ 機種・形・価格帯を比較する
見た目や価格だけでなく、
使い方・装着感・生活環境に合うかが重要です。
④ 実際に試して確認する
試聴や貸出を通して、
「違和感がないか」「疲れないか」を確認します。
⑤ 使いながら調整を重ねる
補聴器は、使いながら合わせていくものです。
最初から完璧な聞こえを目指す必要はありません。
無理に購入しなくても大丈夫です
初めてのご相談で、
「今日は買わないといけませんか?」と聞かれることがあります。
答えは、いいえです。
- 今は様子を見る方がよい場合
- ご本人の気持ちがまだ整っていない場合
- 別の選択肢が適している場合
そうしたときは、
購入をお勧めしない判断をすることもあります。
まずは、
「補聴器が自分にとって必要かどうか」を知ることが大切です。
この補聴器コラムについて
このコラムは、
認定補聴器技能者が、日々の相談・調整・改善例をもとに執筆しています。
- 評価を重視した補聴器選び
- 特定メーカーに偏らない比較
- 「今は買い替えなくていい」という判断
を大切にしています。
このコラムで多いご相談テーマ(カテゴリー案内)
補聴器のお悩みは、主に次のカテゴリーに分かれます。
🔹 トラブル・不具合
- 音がうるさい/響く
- 聞こえない/こもる
- ハウリングする

🔹 使い方・日常ケア
- 装着が難しい
- 充電・電池トラブル
- 汗・湿気・耳垢対策

🔹 他店購入・買い替えの悩み
- 他店で合わなかった
- 調整だけ相談できる?
- 買い替え時期の考え方

🔹 制度・安心情報
- 補助金・助成制度
- 医療費控除
- 認定補聴器専門店とは

困ったときに、また戻ってこられる場所として
この補聴器コラムは、
- 初めての方の不安を減らす
- 使っている方の「困った」を整理する
- ご家族が正しく理解できる
ことを目的としています。
すぐに来店しなくても大丈夫です。
判断材料として、必要なところだけ読んでください。





