補聴器ご購入の流れと安心サポート
「もし合わなかったら、どうなるんだろう。」
初めて補聴器をご検討される方が、一番不安に思われることです。
補聴器は決して安い買い物ではありません。だからこそ当店では、購入することだけではなく、安心して使い続けていただくことを大切にしています。
補聴器は、お渡しした日がゴールではありません。生活の中で使いながら調整を重ね、その方に合った聞こえへ近づけていくものです。
ご購入までの全体像
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初回コンサルティング
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店頭試聴・約1週間の貸し出し
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- 3
ご購入・必要に応じて耳型採取
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約1週間〜10日で完成
- 5
お渡し・初期調整
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- 6
約2週間後の確認
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- 7
約1か月後の調整
↓
- 8
約3か月後の調整
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定期点検・アフターメンテナンス
購入前に、多くの方が不安に感じる3つの場面について、あらかじめお伝えしています。
装着中に痛みや緩み、浮きなどを感じた場合は、シェルや耳栓を再製作して調整します。
オーダーメイド補聴器に限り、ご購入から2か月以内・1回限り、機種交換に対応します。
保証内容を確認したうえで、修理期間中も可能な範囲で代替機をご用意します。ただしオーダーメイド耳あな型は、同じ形の代替品をご用意できない場合があります。
気になる項目だけ、タップして開いてご覧ください。
1 まずは「聞こえ」ではなく「生活」を伺います
初回コンサルティングで最初に確認するのは、聴力だけではありません。
ご家族との会話、お仕事中の会話、病院で大切な説明を聞く場面、外出の頻度、騒がしい場所へ行く機会など、現在の生活とお困りごとを詳しく伺います。
同じ聴力でも、毎日仕事をされている方と、ご自宅で静かに過ごされる方では、必要な補聴器の性能も調整方法も異なります。
補聴器だけを見るのではなく、まずその方の生活を知ることから始めます。
2 貸し出しで確認するのは「聞こえ」だけではありません
約1週間の貸し出しで確認するのは、「聞こえたかどうか」だけではありません。
ご自身で装着できるか。充電や電池交換を無理なく続けられるか。周囲の生活音を受け入れられるか。そして、外したくならず毎日使えそうかを確認します。
補聴器は、店内でよく聞こえても、生活の中で使えなければ意味がありません。
貸し出し期間は、補聴器がその方の生活に無理なく入っていけるかを確認する期間だと考えています。
3 「聞こえる補聴器」と「合う補聴器」は違います
「聞こえる補聴器」と「その方に合う補聴器」は、必ずしも同じではありません。
多少の生活音が聞こえても、「これくらいなら使えそう」と感じられること。装着していても外したくならないこと。毎日の生活に取り入れられることを重視しています。
貸し出し段階では、最初から細かく音を作り込みすぎません。
まず確認したいのは、そのメーカーが持つ本来の音質が合っているかどうかです。最初から大きく手を加えなければ使えない場合は、そもそも別のメーカーを検討した方がよいこともあります。
4 ご納得いただいてから、ご購入へ進みます
オーダーメイド品は他の方へ転用できないため、お申し込み時に内金をお願いし、残金はお渡し時にお支払いいただく流れとなります。
現金、クレジットカード、お振込み、各種キャッシュレス決済に対応しています。
5 完成までの約1週間〜10日も、貸し出し機を使えます
耳型採取から完成まで、目安として約1週間〜10日ほどお時間をいただきます。
完成までの間も、原則として貸し出し機を継続してお使いいただけます。
6 完成した日がゴールではありません
試聴でお使いいただいた機器と、完成した補聴器には個体差があります。
そのため、お渡し後もあらためて調整が必要になります。
7 メガネの視力0.8から1.0へ近づける考え方
私は補聴器の調整を、メガネの視力に例えてご説明することがあります。
最初から視力1.0を目指すように、必要な音をしっかり入れた方がよい方もいれば、まずは0.8程度の感覚から始め、生活音に慣れながら目標へ近づけた方がよい方もいます。
補聴器も、その方の経験や順応の状態に合わせて、無理のない段階から調整します。
8 購入後2週間・1か月・3か月で確認すること
2週間後:装着時間、生活音への慣れ、痛み、緩み、浮き、ハウリングの有無を確認します。
1か月後:慣れの状態に応じて、聞こえを一段階上げていきます。
3か月後:近くの声など、日常でより必要な音をしっかり入れる調整を行います。
9 「オーダーメイドなのに、なぜ作り直すの?」
耳の中の形は、食事や会話をするだけでも動きます。
そのため、緩みや浮き、痛み、圧迫感、ハウリングといった問題は、実際の生活の中で初めて分かることがあります。
10 作り直しても改善しない場合があります
ご自身の声の響きやこもりについては、ベント加工や形状の変更だけでは改善に限界がある場合があります。
11 我慢を続けるより、次の方法を考えます
数週間お使いいただいても、響きやこもり、音の割れなど、同じ問題が変わらず続く場合があります。
通常であれば、使用時間が増えるにつれて少しずつ慣れていきます。しかし、時間がたっても変化がなく、シェルの再製作を行っても改善しない場合は、単に「慣れの問題」として長く引っ張るべきではないと考えています。
形状だけでなく、補聴器のタイプやメーカーの音質そのものが合っていない可能性があるため、機種変更を含めて次の方法を検討します。
12 オーダーメイド補聴器の機種交換について
オーダーメイド補聴器に限り、ご購入から2か月以内・1回限り、機種交換に対応しています。
耳あな型から耳かけ型へ変更するケースや、元のメーカーへ戻すケースなどがあります。
13 保証で直るもの、直らないもの
自然故障は保証の対象です。一方、落下や踏みつけ、紛失、破損などは原則として対象外となります。
なお、シェルの再製作は自然故障の保証とは別の制度としてご案内しています。
14 修理中も、できるだけ聞こえを止めません
耳かけ型は、可能な範囲で性能の近い機種を代替機としてご用意します。
オーダーメイド耳あな型は、その方の耳の形に合わせて作られているため、同じ形の代替品はご用意できません。耳の形に近い試聴器や既製品の耳あな型、または耳かけ型で対応する場合があります。
15 買い替えは「壊れてから」ではありません
補聴器は5年を目安に買い替えをご検討いただくことをおすすめしています。
古い機器を予備として残しながら、新しい補聴器に慣れていく考え方です。
16 定期点検・クリーニングについて
定期点検やクリーニングの詳しい内容は、アフターメンテナンスページにまとめています。
これまで多くのお客様と接する中で、「もう少し早くご相談いただけていたら」と感じる場面が何度もありました。
聞こえにくい状態が長く続くと、言葉を聞き分ける力が低下するだけでなく、久しぶりに聞こえてきた生活音を受け入れにくくなることがあります。その段階になると、「周囲の音はいらない。人の声だけを聞きたい」という、補聴器だけでは実現が難しいご希望につながることもあります。
一方、少し聞き返しが増えた段階から始めると、周囲の音にも慣れやすく、ご自身の聞く力を活かせるため、比較的シンプルな機種から検討できる場合があります。
早く始めることは、ただ聞こえを補うだけではありません。選べる機種や価格帯の幅を広げることにもつながります。
高額な補聴器を選ぶことよりも、適切な時期に始め、状態に合わせて調整を重ねていくこと。それが、25年間現場に立ってきた私が大切だと考えていることです。
The補聴器専門店中村 中村





