補聴器ご購入の流れと安心サポート
「もし合わなかったら、どうなるんだろう。」
初めて補聴器をご検討される方が、一番不安に思われることです。
補聴器は決して安い買い物ではありません。だからこそ当店では、購入することだけではなく、安心して使い続けていただくことを大切にしています。
補聴器は、お渡しした日がゴールではありません。生活の中で使いながら調整を重ね、その方に合った聞こえへ近づけていくものです。
ご購入までの全体像
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初回コンサルティング
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店頭試聴・約1週間の貸し出し
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ご購入・必要に応じて耳型採取
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約1週間〜10日で完成
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お渡し・初期調整
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約2週間後の確認
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- 7
約1か月後の調整
↓
- 8
約3か月後の調整
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定期点検・アフターメンテナンス
購入前に、多くの方が不安に感じる3つの場面について、あらかじめお伝えしています。
装着中に痛みや緩み、浮きなどを感じた場合は、シェルや耳栓を再製作して調整します。
オーダーメイド補聴器に限り、ご購入から2か月以内・1回限り、機種交換に対応します。
保証内容を確認したうえで、修理期間中も可能な範囲で代替機をご用意します。ただしオーダーメイド耳あな型は、同じ形の代替品をご用意できない場合があります。
気になる項目だけ、タップして開いてご覧ください。
1 まずは「聞こえ」ではなく「生活」を伺います
補聴器は片耳15万円以上、両耳では30万円以上になることも珍しくありません。
だからこそ当店では、いきなり補聴器を購入するのではなく、「本当に必要なのか」「使いこなせそうか」「どの補聴器が合いそうか」を客観的に確認する時間を大切にしています。
初回コンサルティングでは、聴力だけではなく、ご家族との会話、お仕事、病院での説明、外出頻度など、現在の生活とお困りごとを詳しく伺います。
同じ聴力でも、生活環境が違えば必要な補聴器も調整方法も変わります。
補聴器を売るための時間ではなく、失敗しないための時間。それが当店の初回コンサルティングです。
2 貸し出しで確認するのは「聞こえ」だけではありません
約1週間の貸し出しで確認するのは、「聞こえたかどうか」だけではありません。
ご自身で装着できるか、生活音を受け入れられるか、毎日使えそうか、補聴器を嫌にならないかを確認します。
当店では、貸し出し期間は長ければ良いとは考えていません。
試聴器はあくまで試聴器です。完成した補聴器とは部品や耳の形状が異なるため、まったく同じ聞こえにはなりません。
大切なのは、「何日貸したか」ではなく、「その期間に何を確認し、どのような調整を行ったか」です。
3 「聞こえる補聴器」と「合う補聴器」は違います
試聴の結果、「補聴器はまだ早い」という結論になることもあります。
それも大切な結果です。
30万円以上する補聴器を購入してから気付くより、試聴で分かった方が価値があります。
当店では、「聞こえる補聴器」ではなく、毎日無理なく使い続けられる補聴器をご提案しています。
4 ご納得いただいてから、ご購入へ進みます
その場で購入をおすすめすることはありません。
ご予算なのか。見た目なのか。聞こえへの不安なのか。
何が購入への壁になっているのかを一緒に整理し、ご本人が納得された段階でご判断いただいています。
補聴器は購入して終わりではなく、その後5年以上お付き合いするものだからです。
オーダーメイド品は他の方へ転用できないため、お申し込み時に内金をお願いし、残金はお渡し時にお支払いいただく流れとなります。
現金、クレジットカード、お振込み、各種キャッシュレス決済に対応しています。
5 完成までの約1週間〜10日も、貸し出し機を使えます
耳型採取から完成まで、目安として約1週間〜10日ほどお時間をいただきます。
完成までの間も、原則として貸し出し機を継続してお使いいただけます。
6 完成した日がゴールではありません
試聴器と完成した補聴器は、同じ機種でも部品の個体差や耳の形状の違いにより、聞こえ方が変わる場合があります。
そのため、試聴時の設定をそのまま移すだけではなく、お貸し出し中にどのような音を好まれたのかを基に再調整を行います。
お渡し後は、約2週間後、約1か月後、約3か月後を目安に、聞こえや装用状況を確認しながら調整を重ねます。
補聴器は、お渡しした日に完成するものではありません。実際の生活で使用した結果をもとに、その方に合った聞こえへ仕上げていきます。
7 メガネの視力0.8から1.0へ近づける考え方
私は補聴器の調整を、メガネの視力に例えてご説明することがあります。
最初から視力1.0を目指すように、必要な音をしっかり入れた方がよい方もいれば、まずは0.8程度の感覚から始め、生活音に慣れながら目標へ近づけた方がよい方もいます。
補聴器も、その方の経験や順応の状態に合わせて、無理のない段階から調整します。
8 購入後2週間・1か月・3か月で確認すること
2週間後:装着時間、生活音への慣れ、痛み、緩み、浮き、ハウリングの有無を確認します。
1か月後:慣れの状態に応じて、聞こえを一段階上げていきます。
3か月後:近くの声など、日常でより必要な音をしっかり入れる調整を行います。
9 「オーダーメイドなのに、なぜ作り直すの?」
耳の中の形は、食事や会話をするだけでも動きます。
そのため、緩みや浮き、痛み、圧迫感、ハウリングといった問題は、実際の生活の中で初めて分かることがあります。
10 作り直しても改善しない場合があります
ご自身の声の響きやこもりについては、ベント加工や形状の変更だけでは改善に限界がある場合があります。
11 我慢を続けるより、次の方法を考えます
「慣れれば大丈夫です。」それだけで終わらせることはありません。
通常は使用時間が増えるにつれて少しずつ慣れていきます。
しかし、時間が経っても変化がなく、シェルの再製作を行っても改善しない場合は、慣れだけの問題ではないと判断します。
その場合は、耳あな型から耳かけ型への変更や、メーカー・機種の変更など、次の方法をご提案します。
我慢を続けることではなく、その方に合った方法を見つけること。それが当店の考え方です。
12 オーダーメイド補聴器の機種交換について
オーダーメイド補聴器に限り、ご購入から2か月以内・1回限り、機種交換に対応しています。
耳あな型から耳かけ型へ変更するケースや、元のメーカーへ戻すケースなどがあります。
13 保証で直るもの、直らないもの
自然故障は保証の対象です。一方、落下や踏みつけ、紛失、破損などは原則として対象外となります。
なお、シェルの再製作は自然故障の保証とは別の制度としてご案内しています。
14 修理中も、できるだけ聞こえを止めません
耳かけ型は、可能な範囲で性能の近い機種を代替機としてご用意します。
オーダーメイド耳あな型は、その方の耳の形に合わせて作られているため、同じ形の代替品はご用意できません。耳の形に近い試聴器や既製品の耳あな型、または耳かけ型で対応する場合があります。
15 買い替えは「壊れてから」ではありません
補聴器は5年を目安に買い替えをご検討いただくことをおすすめしています。
古い機器を予備として残しながら、新しい補聴器に慣れていく考え方です。
16 定期点検・クリーニングについて
定期点検やクリーニングの詳しい内容は、アフターメンテナンスページにまとめています。
これまで多くのお客様と接する中で、「もう少し早くご相談いただけていたら」と感じる場面が何度もありました。
聞こえにくい状態が長く続くと、言葉を聞き分ける力が低下するだけでなく、久しぶりに聞こえてきた生活音を受け入れにくくなることがあります。その段階になると、「周囲の音はいらない。人の声だけを聞きたい」という、補聴器だけでは実現が難しいご希望につながることもあります。
一方、少し聞き返しが増えた段階から始めると、周囲の音にも慣れやすく、ご自身の聞く力を活かせるため、比較的シンプルな機種から検討できる場合があります。
早く始めることは、ただ聞こえを補うだけではありません。選べる機種や価格帯の幅を広げることにもつながります。
高額な補聴器を選ぶことよりも、適切な時期に始め、状態に合わせて調整を重ねていくこと。それが、25年間現場に立ってきた私が大切だと考えていることです。
The補聴器専門店中村 中村





