大阪で補聴器はどこで買うべきか?
おすすめランキングを信じてはいけない理由
補聴器を探していると、
「大阪でおすすめの補聴器」
「人気ランキング」
といった情報が数多く目に入ります。
ですが、現場で実際に相談を受けている立場から言うと、
補聴器選びで後悔する多くの原因は、機種ではなく“買う場所”にあります。
補聴器は、どこで買っても同じ商品ではありません。
同じメーカー・同じ機種でも、
評価の仕方、調整の考え方、購入後のフォローによって
聞こえ方や満足度は大きく変わります。
このページでは、
「安さ」や「おすすめランキング」を基準に補聴器を選びたい方ではなく、
自分に合った補聴器を、きちんと使いこなしたい方に向けて、
大阪で補聴器を選ぶ際に本当に大切な考え方をお伝えします。
ランキングを見て迷った方へ。判断のポイントを整理しました。
▶︎ 補聴器ランキングを見たあとに、必ず知ってほしいこと
結論から|大阪で補聴器を選ぶなら、まず大切な3つの軸
先に結論です。
- メーカーは1社で決めない(必ず比較試聴)
- 充電式は形状(耳穴タイプ、耳掛けタイプ)と充電器の違いまで確認する
- 販売店は「認定補聴器専門店」かどうかを最優先する
この3つを押さえるだけで、
「おすすめされるがまま買って後悔する」確率は大きく下がります。
| 比較ポイント | 耳穴型(充電式) | 耳掛け型(充電式) |
|---|---|---|
| 見た目・目立ちにくさ | 小型で目立ちにくい | 耳の後ろに本体が見える |
| 装用感 | 耳の形に合えば安定しやすく、聞こえも〇 | 圧迫感が少なく軽い装用感 |
| 充電方式の違い | 接触/非接触で補聴器の大きさが変わる | 小さいがメーカにより大きさに差 |
| 充電器の携行性 | 持ち運びは想定外 | メーカーにより重さに差あり |
| 操作性 | 小さく操作は慣れが必要 | ボタンが押しやすい |
| 向いている人 | 目立たせたくない方、装着安定性 | 聞こえの安定性を重視する方 |
※ 実際の使い勝手は、耳の形・聴力・生活環境によって大きく変わります。
表はあくまで「選ぶ際の考え方」を整理するためのものです。
補聴器選びを考えるとき、
「おすすめ」や「ランキング」だけで判断することに不安を感じる方は少なくありません。
実際の相談の現場でも、
「どこで買えばいいのか」「何を基準に考えればいいのか」
といった質問を多くいただきます。
ただ実際には、検討を始めると細かな疑問が次々に出てきます。
そこで当店の相談現場でも特に多い質問を、先にまとめてお答えします。
よくある質問 Q&A
多く寄せられる質問をまとめました。
次の「よくある質問」で疑問点を整理し、
その後の比較試聴へとお進みください。
こうした疑問を整理したうえで、
次に考えたいのは「実際にどの補聴器を比較試聴するか」です。
補聴器はメーカーごとに音の傾向や調整の性質が異なるため、
ランキングや評判だけで決めるのではなく、
複数メーカーを実際に試して比較することがとても重要です。
大阪で比較試聴したい主要補聴器メーカー
大阪で実際に比較試聴しやすく、
アフターフォロー面でも安心できる主要メーカーを紹介します。
■ シグニア(旧シーメンス:シバントス社)
- 耳掛け型充電器が 軽量で持ち運びやすい
- 非接触型充電の耳穴型を展開
- CICタイプ(超小型)充電式を早期から展開
👉 移動が多い方・携行性重視の方に向く
■ スターキー
- 接触型充電で 耳穴型を小さく作りやすい
- 耳掛け型充電器はやや大きめだが軽量
- CIC充電式の小型化が進んでいる。電池式のBluetooth搭載モデルも小型
👉 小型性を重視する方に強い選択肢
■ オーティコン
- 耳掛け型充電器は蓄電タイプでやや重い
- AI機能搭載モデルが豊富
- 音の自然さを重視する設計
👉 屋外・会話量が多い方、AI補正を重視する方
■ リサウンド
- 耳掛け型は本体が小型で装用感を重視
- 耳穴型充電式はずばり大き目。イヤホン的感覚OKな方に、おすすめ
- 耳穴型の充電器は 耳型に合わせたオーダーメイド受け口
- AI機能搭載タイプが主流
👉 装用感・見た目を重視する方
■ フォナック(ソノヴァジャパン)
- 価格帯はやや高め
- 既存ユーザーの「音の慣れ」を重視する場合に選択
👉 過去に同メーカーを使っていた方
■ その他メーカーについて
- ワイデックス、ベルトーン(NJH/ニュージャパンヒアリングエイド)も良質
- ただし お客様自身の引っ越し後のフォロー体制 を考えると、
市場シェアが高いメーカー中心が無難
充電式補聴器の正しい比較ポイント(ここが落とし穴)
耳穴型(充電式)
- 非接触型充電:シグニア(一般的な大きさのカナルタイプは、やや大きくなりやすい)
- 接触型充電:スターキー(小さく作りやすい)
- CIC(小型耳穴型)充電式:シグニア・スターキーが先行
耳掛け型(充電式)
- 充電器が軽い:シグニア、次点でスターキー(ただし大きい)※いずれも蓄電タイプ
- 充電器が重め:オーティコン、リサウンド(蓄電タイプ)
- 本体の小型性:リサウンド、スターキー
👉 「本体」だけでなく「充電器の重さ」まで必ず確認
ここを見落とす方が非常に多いです。
AI機能は必要?不要?
- AI搭載(耳掛け型):スターキー/オーティコン/リサウンド
- 実際の差は 生活環境と調整技術次第
👉 AI=万能ではない
調整できる販売店かどうかの方が重要です。
「ここまで“どう比べるか”を見てきました。
次に“評判の読み方”を見ていきましょう。」
ここまで、補聴器を「機能面」から比べてきました。
次は、検索でよく目にする「メーカーの評判」をどう考えればよいかを整理します。
メーカーの評判が気になる方へ|現場で感じる“ズレ”の正体
補聴器を検討すると、どうしても
「○○メーカーの評判はどう?」
「悪い口コミが気になる」
と調べたくなるものです。
その気持ちは自然ですが、評判だけで合う・合わないは決まりません。
現場で多いのは、メーカーの問題ではなく“使い方や前提のズレ”です。
評判が割れる理由は、メーカーより“条件の違い”
同じメーカーでも評価が真逆になる理由は、主に次の3つです。
- 生活環境(静かな家/会話量が多い/屋外が多い)
- 聴力と装用歴(初めて/長年使用)
- 調整と説明(合う設定に到達しているか)
取り扱いメーカーについて
当店で扱っている主なメーカーは以下です。
- シグニア(シバントス)
- リサウンド
- オーティコン
- フォナック
- スターキー
比較や順位づけは行っていません。
理由は、合う・合わないが人によって大きく異なるためです。
評判を見るときに、1つだけ確認してほしいこと
口コミや評判を見る際は、
「その人の状況が自分と近いか」 を必ず見てください。
- 片耳か両耳か
- 仕事・会話量
- 初めてか買い替えか
ここが違えば、評価は参考になりません。
評判は入口としては役立ちます。
ただし最終判断は、実際に聞いて比べてから。
これが失敗を避ける一番の近道です。
あなたはどのタイプ?補聴器選びの簡単チェック
🟦 タイプ①|外出・移動が多い方
- 仕事や外出で補聴器を持ち歩くことが多い
- 充電器は「軽さ・コンパクトさ」を重視したい
👉 チェックポイント
充電器の大きさ・重さを実機で確認することが重要。
🟦 タイプ②|目立ちにくさ・小型性を重視したい方
- できるだけ補聴器を目立たせたくない
- マスクや眼鏡との干渉が気になる
👉 チェックポイント
耳穴型は充電方式によって大きさが変わるため、必ず比較試聴を。
🟦 タイプ③|会話量が多く聞こえの安定性を重視する方
- 会議や家族との会話が多い
- 聞き取りの安定感を優先したい
👉 チェックポイント
AI機能の有無だけでなく、調整対応ができる販売店かを確認。
多くの方は、実際に試してみて初めて
「自分に合うポイント」がはっきりします。
補聴器外来(耳鼻科)との付き合い方
補聴器を考え始めたとき、
「まず耳鼻科に行ったほうがいいのかな?」
「補聴器外来って受けたほうが安心なのかな?」
と迷われる方はとても多いです。
結論からお伝えすると、
耳鼻科(補聴器外来)と補聴器販売店は、それぞれ役割が異なります。
どちらが正しい・間違いという話ではなく、
上手に使い分けることが大切だと当方は考えています。
耳鼻科・補聴器外来で分かること
耳鼻科や補聴器外来の主な役割は、
- 難聴の原因が、治療で改善する可能性があるかどうか
- 加齢による難聴なのか、他の病気が隠れていないか
- 補聴器が必要な状態かどうか
といった 医学的な判断を行うことです。
特に重要なのは、
「治療を優先すべき難聴かどうか」を確認してもらうことです。
この点において、耳鼻科の診察はとても大切な役割を担っています。
補聴器外来を利用する際に知っておきたいこと
補聴器外来では、丁寧な検査を行っているところも多く、
安心感を持たれる方もいらっしゃいます。
一方で、
- 検査や受診回数が増える
- 思っていたより時間や費用がかかる
- 「まずは補聴器を試してみましょう」という流れになる
といったケースもあります。
「しっかり検査を受けたい」「病院で管理してもらいたい」
という方には向いていますが、
“診断だけ知りたい”という場合は、負担が大きく感じられることもあります。
加齢性難聴の場合の考え方
加齢性難聴は、基本的に治療で元に戻るものではありません。
そのため、
- 耳鼻科で
・治療が必要な病気ではないか
・加齢性難聴と考えてよいか
を確認する - 補聴器が必要と分かったら
→ 購入先は、ご自身が安心できる販売店を選ぶ
この流れが、無理のない選択につながりやすいと考えています。
病院で補聴器を購入する場合について
補聴器外来の中には、
診察から補聴器の販売・調整まで行っているところもあります。
安心に感じられる方も多い一方で、
- 購入後の調整を誰が担当するのか
- 困ったときに継続して相談できる体制があるか
といった点は、事前に確認しておくと安心です。
実際には、
補聴器を使い始めてからの調整やフォローが、聞こえの満足度を大きく左右します。
いちばん大切なのは「相談できる相手」
補聴器は、購入して終わりではありません。
- 生活の中で困っていることを聞いてくれる
- 聞こえの変化に合わせて、少しずつ調整してくれる
- 困ったときに、気軽に相談できる
こうした「人との関係」が、補聴器の使いやすさを大きく左右します。
ここまでを整理すると、
補聴器を検討する際には、
耳鼻科での確認と、補聴器の相談先を分けて考える視点が大切になります。
当店では、耳鼻科での診察や検査を受けたうえで、「この先どう進めばよいか分からない」という段階からのご相談も多くお受けしています。聞こえの状態や生活環境を踏まえ、無理のない選択をご一緒に考えます。
耳鼻科での診断結果を尊重したうえで、補聴器の調整や使い方を継続的にサポートすることが、専門店の役割だと考えています。
補聴器について、もう少し基礎から整理したい方は
▶︎ 初めての方のための補聴器ガイド
もあわせてご覧ください。
大阪で補聴器販売店を選ぶときの正解ルート
① 認定補聴器専門店を優先
- 国家資格ではないが、一定の基準を満たした店舗
- 専門設備・技術水準の目安になる
- 認定補聴器専門店についてお知りになりたい方はこちらへ
② 日本補聴器販売店協会サイトを活用
- 近隣店舗を検索
- 取扱メーカーが2〜3社以上あるか確認
- 日本補聴器販売店協会加盟店 大阪近郊エリア店舗へのリンクはこちら
③ 注意点(重要)
- 「取扱メーカー記載」=比較試聴できるとは限らない。(※修理の対応はするが、積極的に他メーカーはあまり販売しない等のケースもあります)
- メーカー直営店や百貨店内の直営店の場合、お客様のリクエスト等、やむを得ず他社メーカーを販売することもあります。
👉 基本方針:必ずその場で比較試聴できる店を選ぶ。フラットな立場での聞き比べをご希望の場合は、独立系の補聴器専門店がおすすめです。
大阪で使える費用面のメリット・制度
税制面での優遇
- 補聴器は 医療機器として消費税非課税
- 条件を満たせば 医療費控除の対象
流れ
- 補聴器相談医へ相談
- 診療情報提供書の発行
- 認定補聴器専門店で購入
- 書類が揃えば医療費控除対象
自治体補助(例:大阪市)
- 上限 25,000円
- 対象:65歳以上・手帳非該当レベル
- 窓口:区役所・市役所の介護予防担当
👉 購入前申請が必須(後出し不可)
まとめ|大阪で補聴器選びに失敗しないために
- メーカーは 必ず比較試聴
- 充電式は 形状+充電方式+充電器重量まで確認
- 販売店は 認定補聴器専門店を最優先
- 税制・補助制度は 購入前に確認
「おすすめ」を探すより、
“自分に合う補聴器を一緒に探してくれる店” を選ぶことが、
結果的にいちばんの近道です。
【対話でわかる】大阪で補聴器選びに失敗しない考え方
登場人物
- 相談者(60代・男性)
最近、会話の聞き返しが増えてきた - 家族(娘)
ネット検索担当 - 補聴器専門店スタッフ
認定補聴器技能者

シーン①「大阪 補聴器 おすすめ」で検索した結果…
娘
「お父さん、“大阪 補聴器 おすすめ”で検索したら
ランキングとか、○○が1位!とかいっぱい出てくるけど…
正直、違いが分からへんね。」
父
「どれも“最新”“最高級”って書いてあるな。
高いし、失敗したら嫌やなぁ…」
👉
この時点で多くの人が迷子になります。
シーン② 店舗での初回相談
スタッフ
「今日は“どのメーカーが一番いいか”よりも、
どうやって選ぶと失敗しないかを先にお話ししますね。」
父
「え?おすすめを決めてくれるんと違うんですか?」
スタッフ
「実は、補聴器は
メーカーより“比較の仕方”の方が大事なんです。」
シーン③ メーカー比較の考え方
娘
「ネットでは“このメーカーが人気”って書いてますけど…」
スタッフ
「大阪でも、
シグニア・スターキー・オーティコン・リサウンド・フォナック
このあたりは、どれも良いメーカーです。
ただし――」
父
「ただし?」
スタッフ
「耳の形状や操作性、生活環境、普段から
“充電器を持ち歩くかどうか”で
向き・不向きがはっきり分かれます。」
シーン④ 充電式の落とし穴
父
「今は充電式がええって聞きました。」
スタッフ
「そうですね。ただ、
“充電式=全部同じ”ではありません。」
娘
「どう違うんですか?」
スタッフ
「例えば――」
- 耳穴型
→ 充電方式で補聴器本体の大きさが変わる。蓄電タイプでも充電器自体の重さが大きく異なります。 - 耳掛け型
→ 仕事中だけ補聴器を着けたいといった方の場合、本体より充電器の重さが問題になることもある
父
「え、充電器ってそんなに違うん?」
スタッフ
「実際に持つと、
“これは旅行の際にはあまり持ち歩きたくないな”
と感じる方、結構多いですよ。」
シーン⑤ 比較試聴の重要性に気づく
(実際に2社を試聴後)
父
「同じように見えて、
聞こえ方、全然ちゃうな…」
娘
「ネットでは分からへんかったね。」
スタッフ
「だからこそ、
1社だけで決めるのは危険なんです。」
シーン⑥ 販売店選びの核心
父
「じゃあ、どこで買うのが正解なんですか?」
スタッフ
「大阪なら、
✔ 認定補聴器専門店
✔ 複数メーカーを比較試聴できる
✔ 購入後も調整してくれる
この3つが揃っているかを見てください。」
娘
「“おすすめの補聴器”より
“おすすめの店”を探す方が大事なんですね。」
スタッフ
「まさに、その通りです。」
シーン⑦ 費用と制度の話
娘
「補助金とか、医療費控除って使えますか?」
スタッフ
「条件が合えば可能です。
大阪市なら25,000円の補助もあります。」
父
「先に知っといてよかったわ…」
ストーリーから分かる大事なポイント
- 補聴器は ランキングで決めるものではない
- 充電式は 形状+充電器まで確認必須
- 比較試聴できる販売店を選ぶことが最重要
- 制度は 購入前に確認しないと使えない
次におすすめの記事
よくある疑問については、補聴器Q&Aにまとめています。




