シグニア補聴器の特徴|元シーメンス社員が25年以上の経験から本音で解説

経歴・シーメンス時代
シグニア(Signia)は、私にとって少し特別な補聴器メーカーです。
私は2000年にシーメンス補聴器へ入社しました。
メーカー社員として12年間、補聴器販売の現場に携わり、2012年に独立してからは、シグニアだけではなく、フォナック、オーティコン、リサウンド、スターキーなど複数メーカーを扱ってきました。
補聴器業界に入って25年以上になります。
その間、シーメンスという名称だった時代から現在のシグニアまで、補聴器の技術が大きく変わっていく過程を見てきました。
メーカーに勤務していた頃は、当然ながらシーメンスの補聴器を中心に考えます。
しかし独立して、同じお客様に複数メーカーを比較試聴していただけるようになってから、私自身の考え方もかなり変わりました。
現在の私の結論はシンプルです。
ただし、
この記事では、メーカーのカタログに掲載されている機能を並べるだけではなく、
25年以上補聴器の現場に携わってきた私自身の経験を中心に、国内外で公開されているSigniaの技術資料や研究資料も確認しながらまとめます。
私がシーメンス補聴器に入社した2000年
私がシーメンス補聴器へ入社したのは2000年です。
最初の約5年間は、主に近畿圏にある全国規模の大手眼鏡チェーンの補聴器販売をサポートしていました。
ほぼ毎日のように違う店舗へ出向き、その日に来店されたお客様の補聴器相談や販売を、メーカー側の専門スタッフとしてお手伝いする仕事です。
この時期に特に多く経験したのが、初めて補聴器を使用される方への対応でした。
そこで常に考えていたのが、
ということです。
補聴器は、単純に音を大きくすればよい機械ではありません。
必要な音は聞こえるようにしたい。
でも、
「周囲の音がうるさい」
「自分の声が響く」
「食器の音が気になる」
「聞こえるけれど疲れる」
となれば、使い続けてもらえません。
現在、私が補聴器の調整で大切にしている、
という考え方の原型は、この頃の現場経験からできたのだと思います。
購入後のお客様をサポートすることもありました。
うまく使えている方だけでなく、
を毎日のように現場で見ることができたことも、今振り返れば非常に大きな財産でした。
その後、補聴器専門店も担当するようになった
入社から5年ほど経った頃から、補聴器専門店も担当するようになりました。
老舗の専門店ほど、日々どのような調整をしているのかをメーカー担当者がすべて見ることは難しかったのですが、訪問時に印象に残っているのが、
という姿勢です。
補聴器を装用した状態で、
- どの程度小さな音が聞こえるのか
- 音場でどの程度聞こえているのか
- 言葉の聞き取りはどうか
- 補聴器からどのような音が出ているのか
などを確認し、補聴器の特性データを毎回保存している専門店もありました。
現在、当店では必要に応じて実耳測定(REM)を行っています。
2000年代前半の私の周辺では、現在のようにREMを日常的なフィッティングに使うという考え方はほとんどありませんでした。
それでも、
という考え方は当時から存在していました。
これも現在の私のフィッティングにつながっています。
シーメンス時代から感じていた「雑音抑制」という特徴
私が当時のシーメンス補聴器に感じていた特徴の一つが、雑音抑制の強さでした。
同じくらいの価格帯で他社製品と比較しても、
と言われることがありました。
以前のPrismaシリーズなどは、私の記憶では比較的柔らかく、耳当たりを保ちながら雑音を抑える印象がありました。
その後、音声をより積極的に強調する考え方が入ってきて、少し印象が変わっていきます。
合う方には、
と感じてもらえる。
特に言葉を聞き分ける力、いわゆる語音明瞭度が低下している方でも、
と言われるケースがありました。
一方で、
「響く」
「自分の声が大きい」
と言われる方もいました。
つまり、
私はそんな印象を持つようになりました。
25年以上見てきて感じる、シグニアの本質
現在のシグニアを私なりに一言で表現するなら、
です。
これは現在の製品開発にも表れています。
日本国内で現在販売されているIntegrated Xperience(IX)世代では、騒音のある環境で複数人の会話を追いかけるRealTime Conversation Enhancementという考え方が導入されています。
海外のSignia技術資料では、周囲の会話状況を継続的に解析し、話者が変わったり、装用者自身が顔を動かしたりする実際の会話へ追従することを狙った技術として説明されています。
つまり、
という発想です。
日本国内でもIXシリーズとして、Pure Charge&Go系、Silk Charge&Go IX、Insio IX、Insio Charge&Go IX CIC、Motion Charge&Go IXなどが公式に案内されています。
ただし、海外で発表されている製品・機能と日本国内で販売されている製品・仕様は必ずしも同一ではありません。
そのため本記事では、国内で購入可能な製品については日本のSignia公式情報を基準とし、海外資料については技術思想や研究内容を理解するための参考資料として扱います。
技術の考え方
技術が優秀だから、その人に合うとは限らない
IXについては、海外のSignia技術資料や研究で、騒音下の複数人会話における語音理解や聴取努力について検討されています。
こうした研究は、技術を理解するうえでは非常に参考になります。
しかし、私はここを明確に分けて考えています。
実際のお客様は、
- 聴力
- 語音明瞭度
- 耳の形
- これまで使ってきた補聴器
- 音に対する好み
- 生活環境
- 仕事環境
がすべて違います。
同じ音声強調でも、
と感じる方もいれば、
「人工的に感じる」
「響く」
と感じる方もいます。
研究結果は候補を考える材料にはなります。
でも、
私はここを一番大切にしています。
独立して他メーカーを扱って初めて分かったこと
2012年に独立してから、私は複数メーカーを扱うようになりました。
そこで初めて、メーカー勤務時代には分からなかったことがはっきり見えてきました。
聴力を測定し、それぞれのメーカーでファーストフィットを行う。
同じような条件で聞き比べてもらう。
すると、
シグニアでは、
と言われた方が、別メーカーではほとんど響かない。
逆に他メーカーでは、
と言われた方が、シグニアにすると、
と言われる。
こういうことが実際にあります。
そこで私は、
ということを改めて実感しました。
語音明瞭度。
補聴器経験。
生活環境。
本人の音の好み。
使いたい場所。
これらによって結果はかなり変わります。
語音明瞭度が低い方には、一度シグニアを試すことがある
私がシグニアを比較試聴に入れることが多いケースの一つが、語音明瞭度が低下している方です。
ここで誤解してほしくないのですが、
例えば最高語音明瞭度が40%の方に、高額な補聴器をつければ80%になる、という話ではありません。
ただし、
という違いはあります。
実際の相談では、他メーカーでは反応が薄かった方がシグニアを聞いた瞬間、
と言われることがあります。
音声を積極的に前へ出すシグニアの処理が、その方には助けになる。
そういうケースです。
だから私は、
とは考えません。
まず補聴器でできること、できないことを説明する。
そのうえで、
を実際に試します。
シグニアは「自然さ」を最優先するメーカーなのか
私自身は、そういう見方はしていません。
これは良い悪いの話ではありません。
私が25年以上シーメンス・シグニアを見てきた印象では、
という印象があります。
AX世代では、音声と周囲の音を別々に扱うAugmented Focusという考え方が導入されました。
IXでは、それを実際の複数人会話へさらに広げる方向へ進んでいます。
つまり、
私はそう見ています。
そして、その考え方が合う人には非常に強い。
逆に、
ここまで含めてシグニアの個性だと思っています。
「響く」と言われたら、私は深追いしません
メーカー社員だった頃との一番大きな違いかもしれません。
現在、シグニアをファーストフィットして、
と言われる。
多少調整しても強い違和感が取れない。
そういう場合、
別メーカーを試します。
昔の私は、
という意識が今より強かったと思います。
現在は、
だと考えています。
当店はシグニアの直営店ではありません。
だから、
シグニアが合えばシグニア。
フォナックが合えばフォナック。
オーティコンが合えばオーティコン。
その場で候補を変えられます。
これは複数メーカーを扱う独立系専門店の大きな意味だと思っています。
自分の声にはOVPという特徴的な技術がある
シグニアの特徴的な技術の一つにOwn Voice Processing(OVP)があります。
補聴器を装用した際、
「自分の声だけが大きい」
「自分の声が響く」
という訴えは昔からあります。
OVPは装用者自身の声を識別し、自分が話している際には専用の処理を行う考え方です。
OVP 2.0では、自声と周囲の音を別のストリームとして扱う技術へ発展しています。
私はこの技術を評価しています。
特に必要な利得が大きい方などで、自分の声が強く響く場合には有効に感じることがあります。
ただし、
実際には、
という方もいます。
そうなれば、
と無理には追いません。
別メーカーも試します。
小型CICのワンマイク指向性は面白い。ただし、私は耳の形まで見る
現在、日本でもInsio Charge&Go IX CICが販売されています。
日本のSignia公式では、両耳の補聴器が通信することで、1マイクの小型CICでも正面の音声を強調し周囲の雑音を抑える「ワンマイク指向性2.0」が案内されています。
小さなCICで指向性を実現しようとする技術は、非常に面白いと思います。
ただし、私は、
とは考えません。
CICは実際の耳に合わせて作ります。
耳が小さい。
外耳道の曲がりが強い。
必要な出力が大きい。
大きなレシーバーを入れなければならない。
こうした条件によって、完成する補聴器の形は変わります。
場合によってはマイク位置も理想的な場所にはなりません。
私自身の現場経験では、そのような条件では、期待していたほど指向性のメリットを感じないケースもあります。
静かな場所では問題ない。
ところが外へ出ると、
と言われる。
そういうケースも経験しています。
これはワンマイク指向性という技術を否定しているのではありません。
むしろ、
私はそう考えています。
小さい補聴器を作ることは、シグニアの強みの一つ
形状面では、シグニアは比較的小型の補聴器を作るのが上手なメーカーという印象を持っています。
現在、日本ではPure Charge&Go系の小型RICや、Silk Charge&Go IX、Insio Charge&Go IX CICなどの小型・充電式製品が販売されています。
Pure Charge&Go BCT IXについては、日本公式でもBluetooth Classic対応の小型RICとして案内されています。
Insio Charge&Go IX CICについても、日本公式で充電式オーダーメイドCICとして販売されており、スマートフォンアプリや別売リモコンから音量やプログラムを操作できます。
また、蓄電式ポータブル充電ケースを用意している機種もあり、持ち運びのしやすさはお客様にとって実際のメリットになります。
ただし、
特にCICでは耳の形、外耳道の曲がり、必要な出力などによって作製条件が変わります。
無理に小ささを優先すると、
- 出力
- マイク位置
- 装用感
- ハウリング
- 指向性
など、別の部分に影響する可能性があります。
チャンネル数が多い=よく聞こえる、ではありません
シグニアには、同程度の価格帯で比較した場合に、調整チャンネル数が多いクラスがあります。
私は販売店側として、この点は評価しています。
聴力が変わった。
特定の周波数だけ違和感がある。
REMを行った結果、特定帯域だけもう少し調整したい。
こうした場合、調整ポイントが多いことは便利です。
将来の聴力変化への微調整にも余裕を持ちやすくなります。
ただし、
とは私は考えません。
チャンネル数は、
として見る方が適切だと思っています。
どれだけ調整ポイントが多くても、元となる音作りが本人に合わなければ意味がありません。
スペック表だけで補聴器を比較しない方がよい理由の一つです。
現場での判断基準
シグニアなら、私はどのクラスから考えるか
シグニアの特徴を生かしたいのであれば、私はある程度以上のクラスから候補にすることが多くなります。
私の実際の販売・調整経験では、
自声への対応や調整自由度などまで含めて考えると、クラス3以上が候補になりやすいと考えています。
価格と機能のバランスでは、3〜5クラス辺りが現実的な選択肢になる方も多いでしょう。
ただし、これはメーカーが公表している「このクラスならこの人向け」という意味ではありません。
あくまで、
最上位クラスだから、その人が最もよく聞き取れるとも限りません。
ここでも考え方は同じです。
の順番で考えます。
私はシグニア独自の初期設定にも固執しません
補聴器メーカーには、それぞれ推奨するフィッティング処方式があります。
シグニアにもメーカー独自の考え方があります。
まずはそれを確認します。
しかし、それが本人に合わなければ変更します。
特に高度難聴などでは、NAL-NL2を基準にした方が合わせやすいと感じるケースがあります。
当店では購入後、必要に応じて実耳測定(REM)を行います。
そこで確認するのは、
だけではありません。
を確認します。
必要であればNAL-NL2のターゲットと比較しながら調整します。
シグニアは細かな微調整を行いやすい機種も多いため、詰めていく際には扱いやすいメーカーだと感じています。
一方で、私の印象では高音域が強く感じられるケースもあります。
その場合には、必要以上だと判断した部分を調整します。
シグニアとフォナック、どちらがいいですか?
よく聞かれる質問です。
私はまず、
と聞きます。
自宅なのか。
会議なのか。
外食なのか。
仕事なのか。
複数人で話すのか。
騒音のある環境なのか。
さらに、
- 語音明瞭度
- これまでの補聴器経験
- 予算
- 操作能力
- スマートフォンとの連携
なども確認します。
私自身の現場での印象をかなり大まかに表現すると、
シグニア
雑音と会話を分け、会話を積極的に前へ出していく方向性が強い。
フォナック
環境によって音の作り方そのものを変えていく考え方が強い。
オーティコン
周囲の音場を比較的広く残しながら聞かせる方向性を感じる。
リサウンド
比較的低価格帯でも、販売店側が環境別に細かな微調整を行いやすいと感じる。
これはメーカーの公式な比較ではありません。
優劣ではありません。
私はそこで選びます。
昔の私は、一つのシグニアを2時間調整していました
独立したばかりの頃の話です。
当時は、シグニアの取り扱い比率が非常に高い時期でした。
12年間メーカーにいましたから、当然、自分が最も分かっている補聴器でもありました。
訪問専門で仕事をしていた頃、言葉の聞き取りがかなり低下している方から、
と言われました。
私はご自宅で2時間近く補聴器を調整しました。
音を変える。
聞いてもらう。
また変える。
また聞いてもらう。
それを何度も繰り返しました。
今の私なら、おそらく同じことはしません。
一定程度調整して、
と判断すれば、別メーカーを試します。
テレビが目的であれば、テレビ用アクセサリーや別の聴覚補助機器を組み合わせることも考えます。
当時よりBluetoothなどの選択肢が増えたという技術的な違いもあります。
でも、一番変わったのは、
昔は、
が技術だと思っていた部分があります。
今は違います。
25年以上この仕事をしてきて、ここはかなり大きく変わりました。
一番高いシグニアなら、一番よく聞こえますか?
私は、
と答えます。
上位クラスには、高度な雑音処理や会話支援機能が搭載されています。
それらが必要な生活環境であれば意味があります。
しかし、
初期設定から強く響く。
音質がどうしても好きになれない。
自分の声が気になる。
こういう方に、
とは私は言いません。
先に他メーカーを試します。
海外では次世代技術「MaX」も発表されている
2026年8月、海外のSignia ProではMulti-adaptive Xperience(MaX)という次世代プラットフォームが発表されています。
海外資料では、「Acoustic Intelligence」と呼ばれるAI処理を利用し、会話、環境、自声、雑音などをより統合的に処理する方向性が示されています。
私はこの資料を見て、
シーメンス時代から感じていた、
「雑音をどう抑えるか」
「言葉をどう前へ出すか」
というメーカーの性格が、AI技術を利用してさらに進んでいるように感じました。
ただし、ここは重要です。
したがって本記事ではMaXを、
として紹介しているわけではありません。
あくまで、
として取り上げています。
国内で実際に購入できる機種については、日本のSignia公式情報を基準にしてください。
海外の記事を読むときに注意してほしいこと
補聴器について調べていると、海外のメーカーサイトや海外メディアの記事が検索結果に出てくることがあります。
ここには注意が必要です。
同じSigniaというブランドでも、
- 日本では販売されていない機種
- 日本ではまだ発売されていない機種
- Bluetooth仕様が異なる機種
- 搭載機能が異なるグレード
- 海外限定アクセサリー
- 日本と発売時期が異なる製品
などが存在する可能性があります。
そのため、
とは限りません。
この記事でも、海外資料は技術的な背景や研究を確認するために使用していますが、具体的な国内販売機種については日本公式情報で確認しています。
これは今後、他メーカーについて解説する場合も同じです。
この二つは分けて考える必要があります。
ネットでシグニアを調べてから来店される方へ
インターネットで補聴器を調べると、
- チャンネル数
- AI
- 雑音抑制
- 指向性
- Bluetooth
- 充電時間
- バッテリー時間
など、たくさんの数字や機能が出てきます。
これらはもちろん比較材料になります。
ただ、
私はまず、
「どこで困っていますか?」
「何を聞き取れるようになりたいですか?」
「今まで補聴器を使ったことがありますか?」
と聞きます。
そこから候補メーカーを考えます。
機種名を決めてから店へ行く必要はありません。
私が25年以上見てきた「シグニア」というメーカー
私はシーメンス補聴器に12年間在籍しました。
だからシグニアには思い入れがあります。
雑音抑制。
音声強調。
自声処理。
小型化。
充電技術。
小型CICでの指向性。
そして現在は、海外ではAIを利用した次世代技術も発表されています。
新しいことへ積極的に挑戦するメーカーだと思います。
今でも私は、
だと考えています。
特に、
- 騒音下で会話する機会が多い
- 語音明瞭度が低下している
- 言葉をもう少し前へ出したい
- 小型補聴器を希望している
といった場合には候補になります。
ただし、
むしろ、
そこに現在の私の価値があると思っています。
響けば他メーカーを試す。
自分の声がどうしても気になれば別の方法を考える。
語音明瞭度そのものが低ければ、高額機種を勧める前に補聴器の限界を説明する。
耳の形がCICに向かなければ、小ささだけを優先しない。
メーカーの研究結果が良くても、本人が聞きにくければ選ばない。
メーカー社員として12年間。独立後は複数メーカーを扱う販売店として14年以上。
25年以上補聴器に携わってきて、今はその両方が必要だと考えています。
補聴器選びの目的は、
シグニアを買うことではありません。
フォナックでもありません。
オーティコンでもありません。
シーメンス時代から現在まで補聴器を見続けてきて、私がたどり着いたのは、そんな当たり前の答えです。
まとめ・免責
本記事の情報について
本記事は、筆者が2000年から補聴器業界で経験してきたメーカー勤務、補聴器販売、フィッティング、複数メーカー比較などの経験をもとに執筆しています。
国内で販売されている製品名や仕様については、原則として日本のSignia公式情報を確認しています。
海外のSignia公式・Signia Pro・技術資料については、主に技術思想や研究内容を確認する目的で参照しています。
海外で発表されていても、日本国内で販売されていることを確認できない製品については、国内販売製品として扱っていません。
また、
- 「響く」と感じる方への判断
- 語音明瞭度が低い方への試聴判断
- CICの耳形状と実際の使用感
- メーカー独自の初期設定からNAL-NL2へ変更する判断
- 他メーカーへ切り替えるタイミング
- 各メーカーの音作りに対する評価
- クラス選択に対する考え方
などは、筆者自身の販売・調整経験に基づく見解です。
メーカー公表値や研究結果は、すべての装用者に同じ結果を保証するものではありません。
参考文献・参考資料
- Signia Japan. Integrated Xperience(IX)関連製品情報・取扱説明書
Pure Charge&Go IX系、Silk Charge&Go IX、Insio IX、Insio Charge&Go IX CIC、Motion Charge&Go IXなど、日本国内の製品販売・仕様確認に参照。 - Signia Japan. Insio Charge&Go IX CIC
日本国内における充電式オーダーメイドCIC、ワンマイク指向性2.0、アプリ操作、充電仕様等の確認に参照。 - Signia Japan. Pure Charge&Go BCT IX
日本国内におけるBluetooth Classic対応RIC型補聴器の製品情報確認に参照。 - Signia. Integrated Xperience.
RealTime Conversation Enhancementおよび複数人会話処理に関する海外公式技術情報。 - Signia. Power the Conversation with Signia Integrated Xperience.
Integrated Xperienceの会話処理、multi-stream processing等に関する技術資料。 - Signia. Augmented Xperience / Augmented Focus.
音声と周囲音を別ストリームとして処理するAX世代の技術的背景。 - Signia. Own Voice Processing 2.0.
装用者自身の声を識別して処理するOVP 2.0に関する技術資料。 - Signia. Binaural OneMic Directionality / Binaural OneMic Directionality 2.0.
左右のシングルマイク補聴器を連携させて指向性を形成する技術に関する資料。 - Signia. Integrated Xperience speech-understanding studies.
騒音下・複数人会話環境でのIXの性能を検討したメーカー研究・技術資料。 - Signia. Multi-adaptive Xperience(MaX) / Acoustic Intelligence. 2026.
海外で発表された次世代プラットフォームおよびAI処理に関する技術資料。※2026年9月8日現在、日本国内での販売は本記事執筆時点で確認できていないため、技術動向の参考資料としてのみ使用。
※メーカーが発行するホワイトペーパーや自社比較試験については、メーカー自身による研究・評価であることを踏まえて参照しています。




