大阪市天王寺区上本町で補聴器専門店を運営する「The補聴器専門店中村」は、新型コロナ禍の現在、在宅時代に求められる補聴器の新たなサービスとして「補聴器・遠隔サービス」(=補聴器テレワーク遠隔サポート)を本格的にスタートしました。継続的な来店や補聴器の自宅出張訪問はもう古い!?

継続的な来店や補聴器の自宅出張訪問に変わる”新しい時代の「補聴器の遠隔調整」”(=補聴器テレワーク遠隔サポート)とは?

加齢による難聴は、補聴器は購入するだけで問題が全てが解決するものではありません。時間をかけながら緩やかに低下した聴力の為に、ご本人が自覚のないまま知らず知らず”毎日、静かな時間”が流れているからです。⇨つまり、「本来聞こえないといけない生活音」すら、耳に届いていません。

この為、補聴器を最初に装着しますと、「よく聞こえるが、周囲の音が気になる」といった声が多く聞かれます。

こうした声に対して、従来の補聴器販売店では、定期的な来店を促し、微調整を繰り返しながら”補聴器を通じた音”に慣らしてゆくといった手法を取ってきました。

一見、親切丁寧に思えるこうした従来の手法も、【新型コロナ禍における新しい時代の転換期】には、時代にそぐわないものになりつつあります。

これまでの当たり前が、コロナ禍では煩わしいものに。新しい補聴器販売の登場へ

「補聴器の調整をお願いしたいが、コロナ禍に出かけることにためらいがある」「お店に行きたいが、子供に連れて行って貰わないと私1人では行けない」「店で調整して貰った時には良かったが、自宅に戻ると何か、音が違う」

⇒コロナ禍の食事のデリバリーサービス(出前)同様、自宅に居ながらにして(在宅で)、かゆい所に手が届く、高品質なサービスが求められる様になりました。

補聴器の自宅出張訪問に代わる第三のサービスに!

補聴器の出張訪問サービス等もありますが、「第三者を自宅に招き入れるのにも抵抗がある」と言ったお声も耳にします。

遠隔サポート導入で、お客様だけでなく、販売店側も移動時間が不要な為、これまで以上にきめ細かなサービスが提供出来ます。

こうしたニーズに応えて、The補聴器専門店では“最少限の来店回数でご自身に必要な音をお耳に届ける”新しい時代の「補聴器・遠隔サービス」(=補聴器テレワーク遠隔サポート)をスタートします。

補聴器調整前に行うべき「実耳測定」がほとんど実施されていない現実

「補聴器に慣れてください」

補聴器の販売店では必ず聞かれるこのフレーズですが、一概に慣れだけで解決できるものではありません。

本来は、補聴器を使用する前の段階で、計測しておくべき個人個人の差を、販売店側が計測しきれていないことも一因にあるからです。⇨ 具体的には、耳の大きさ、角度、容積、鼓膜までの距離

これらを解決する計測法が「実耳測定」と呼ばれるものです。

実耳測定が一般的な補聴器販売店で行われない理由

専門的知識および実務経験が必要 (認定補聴器技能者といった業界内資格の保有だけでなく、実務経験が伴なう作業。*ペーパードライバーでは正直難しいです。)

設備が必要 (200万円以上する設備のため、導入できる店舗が限定される)

補聴器の良し悪しを決定づけるのは耳中に入る「耳栓」の出来栄え!

「時間が経つと耳栓がポロっと外れてくる」「ピーピー音漏れがして嫌になる」「耳栓を奥に抑えるとよく聞こえる」

これらは補聴器アルアルの代表例ですが、お客様に合った耳栓を作成することで全て解決することが出来ます。

新しい時代の耳型採取法〜3Dスキャナー(OTOSCAN)

コロナ禍において求めれるのは非接触および接触頻度の減少

The補聴器専門店では、できるだけ接触頻度を抑え、正確な耳型採取を行うため、レーザーで採取を行う最新型3Dスキャナー(OTOSCAN)を導入いたしました。

補聴器専門店だからこそ実施可能な新しい時代の補聴器遠隔調整(=補聴器テレワーク遠隔サポート)とは?

The補聴器専門店では、購入後に何度も何度も調整を繰り返す一因、前述の“耳の個人差問題”を「実耳測定」「3Dスキャナー」導入によりあらかじめ解決します。

⇨ 納品時には、音も形もほぼ完成している補聴器=ご自身の耳と最適な聞こえをご提供します。

⇨ 遠隔調整により、実生活で足りない部分を補正します。

補聴器 遠隔調整が普及しない理由

これだけ利便性のある遠隔調整が普及しない理由としては、以下の事が挙げられます。

<ユーザー側の事情>

・ユーザー側に心理的抵抗感がある

・ユーザー側にネットおよびテレワーク環境が整っていない

<販売店側の事情>

販売店側に心理的抵抗感がある

販売店側がネットおよびテレワーク環境に慣れていない

販売店側が新しいチャレンジを放棄している

ユーザー様側の事情については、周りのサポートで十分解決できると考えています。

当方で遠隔サービスをスタートしているお客様の中には、お子様やお孫様、お友達に協力いただいて補聴器を使いこなしている方が多数おられます。

一方、販売店側の事情で遠隔調整サービスが普及していない現状は、これからの新しい時代の補聴器のあり方を考えると正直、あり得ないと思います。

補聴器遠隔調整で必要なものは?

遠隔調整対応型の補聴器

価格:両耳30万円前後

メーカー:オーティコン、GNヒアリング、フォナック、シグニア

スマホおよびタブレット

補聴器との連携性、安定性を考えると、iphoneもしくはipadを強くお薦めします。

androidの場合は最新モデル推奨(利用できないモデルも存在します)注意:なお、パソコンでは対応できませんのでご注意ください。

The補聴器専門店が新サービスを導入&スタートした背景とは?

The補聴器専門店代表の中村が新サービスにかける想いをインタビュー形式で語りました。

以上、The補聴器専門店中村が新たにスタートする新しい時代の「補聴器・遠隔調整」についてご紹介させていただきました。

(追記)補聴器専門店で新型コロナ対策として最新設備を導入しています。