本日はオーティコンの新製品補聴器についてお話しします。

その前に、これまで補聴器は「音は耳で聞く」という考えのもと開発され、難聴の耳にいかに音を届けるこかという研究がされてきました。

そして難聴の耳で聞き取りやすくするために補聴器が音の増幅や圧縮を行ってきました。

確かに聞こえは良くなりますが、脳に負荷がかかり疲れてしまう問題がありました。

これに対してオーティコンは「音は耳ではなく、脳で聞く」という考えから研究を重ね、脳がより楽に音を理解できる技術を開発しました。

これを「BrainHearing™(ブレインヒアリング)」と呼んでいます。

難聴があると、脳に届く音の情報量が少なくなります。脳は音の持つ意味を理解しようとして、欠けた情報を補完しようとします。それが脳の疲れにつながります。

ブレインヒアリングは、脳が持つ音の意味を理解する4つの鍵となる働きをサポートするために開発された技術です。

耳を通じて脳に音が届くと、脳は捉える、分ける、集中する、理解するの4つの認知の働きを使い、音の持つ意味を理解します。

この脳の4つの働きをオーティコンは4つの機能でサポートしています。

それが「音空間認知機能」「スピーチガード」「フリーフォーカス」「ユーマティック」という機能です。これらが一体となって一人ひとりの聞こえに合わせることができます。

その結果、通常の補聴器のユーザー満足度の平均が79%に対してブレインヒヤリングの補聴器では96%の満足度があったとの結果がでているので驚きですね。

もし今お使いの補聴器では「騒音ばかりで肝心の声が聞こえない」「長時間使用すると疲れてしまう」といったお悩みを抱えている方は一度試聴してみてください。